レフレックスミラーシャッター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 15:02 UTC 版)
「シャッター (カメラ)」の記事における「レフレックスミラーシャッター」の解説
光路の途中に反射鏡を組み込んで回転、あるいは往復運動することで開閉するシャッターである。1937年にエーリッヒ・ケストナー(Erich Kästner, 作家のエーリッヒ・ケストナーとは別人)が発明した世界初のレフレックスミラーシャッターをアリフレックス35カメラに導入した。この技術は、一眼レフカメラ同様に、回転する鏡により静止画像用のフィルムに送られるのと同じレンズを通した画像を、ファインダーでも確認することができるので構図やピント合わせに有利であり、この技術は2014年現在でも多くの映画用カメラに使用されている。またスチルカメラでもいくつかの使用例があり、フジカST-Fはレンズ固定式のライカ判一眼レフで、ミラーをシャッターとして用いた。ほかにイハゲーEXAシリーズなどがある。 また、多くの一眼レフカメラは、ミラーがかなりの程度、暗箱を作るものとしてのシャッターの役割も果たすという前提で設計されており、近年[いつ?]の「一眼レフカメラ専用」として設計されているシャッターモジュールは、レンジファインダーカメラ用ほどの遮光性能を持たないことがある。そのため、それを流用した安原一式では、レンズキャップの併用を必須とした。
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