レッツ・トーク・アバウト・ラヴとは? わかりやすく解説

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レッツ・トーク・アバウト・ラヴ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/16 14:23 UTC 版)

『Let’s talk about love』
セリーヌ・ディオンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1997年
ジャンル ポップソフトロック
時間
レーベル エピック、550
プロデュース ウォルター・アファナシエフデイヴィッド・フォスター、フンバート・ギャティカ、コリー・ハートジェームズ・ホーナージョージ・マーティン、ビリー・ペース、トニー・レニス、ジム・スタインマン、リック・ウェイク
チャート最高順位
  • 週間5位(オリコン
  • 1998年度年間28位(オリコン)
セリーヌ・ディオン アルバム 年表
『パリ・ライヴ』
(1996年)
レッツ・トーク・アバウト・ラヴ
(1997年)
愛するだけでよかったら
(1998年)
『レッツ・トーク・アバウト・ラヴ』収録のシングル
  1. 愛を伝えて〜Tell Him
    リリース: 1997年11月3日
  2. ビー・ザ・マン
    リリース: 1997年11月13日
  3. 「ザ・リーズン」
    リリース: 1997年12月8日
  4. マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン
    リリース: 1997年12月8日
  5. イモータリティ
    リリース: 1998年6月8日
  6. 「ホエン・アイ・ニード・ユー」
    リリース: 1998年9月7日
  7. 「アイ・ヘイト・ユー・ゼン・アイ・ラヴ・ユー」
    リリース: 1998年9月7日
  8. 「マイルズ・トゥ・ゴー(ビフォー・アイ・スリープ)」
    リリース: 1998年9月7日
  9. 「アマール・アシエンド・エル・アモール[1]
    リリース: 1998年
  10. 「トリート・ハー・ライク・ア・レディ」
    リリース: 1999年3月29日
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レッツ・トーク・アバウト・ラヴ』(: Let's Talk About Love=愛を語ろう)はセリーヌ・ディオンの通算23枚目、英語盤では5枚目のアルバム。1997年11月15日発売。

アルバム概要

大ヒットした前作『FALLING INTO YOU』に続く新作としてリリースされた。レコーディングはロンドンロサンゼルスニューヨークにもおよび、スペシャルゲストとして「愛を伝えて〜Tell Him」でバーブラ・ストライサンド、「イモータリティ」でビージーズ、「アイ・ヘイト・ユー・ゼン・アイ・ラヴ・ユー」でルチアーノ・パヴァロッティらと共演している。また「ザ・リーズン」でキャロル・キングジョージ・マーティン、「レッツ・トーク・アバウト・ラヴ」でブライアン・アダムス、「トリート・ハー・ライク・ア・レディ」にレゲエの要素を加えたジャマイカ人の歌手のダイアナ・キングなどの音楽家も参加している。名前が示すとおりこのアルバムのテーマは愛である。しかし「ホエア・イズ・ザ・ラヴ」や「レッツ・トーク・アバウト・ラヴ」からもわかるように、主に「兄弟愛」に視点が置かれている。

このアルバムで最もヒットしたシングルはバラード「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」である。ジェームズ・ホーナー作曲、ホーナーとウォルター・アファナシエフのプロデュースで、1997年の超大作映画『タイタニック』に愛のテーマとして使用されて以降、世界中のほとんどの国でヒットチャートを付け、ディオンの代表曲になった。アカデミー歌曲賞グラミー賞最優秀楽曲賞などさまざまな賞を受賞した。

当初13曲目には「Is Nothing Sacred」(作詞・作曲ジム・スタインマン)が収録される予定であったが、なんらかの事情から「ホエア・イズ・ザ・ラヴ」に変更されている。そのため、早くに製作されたアジア地域の告知ポスター上の収録曲では「Is Nothing Sacred」が印刷されていた。またアルバムのタイトルも、当初は1曲目の「ザ・リーズン」を、そのままアルバム名とする予定であった。

このアルバムにはカバー曲が多数含まれている。

  • 「トリート・ハー・ライク・ア・レディ」(ダイアナ・キング
  • 「ラヴ・イズ・オン・ザ・ウェイ」(ビリー・ポーター
  • 「ホエン・アイ・ニード・ユー」(レオ・セイヤー
  • 「アイ・ヘイト・ユー・ゼン・アイ・ラヴ・ユー」(ミナ
  • 「レッツ・トーク・アバウト・ラヴ」(ジャン=ジャック・ゴールドマンのフランス語曲「Puisque Tu Pars」の英語版)
  • 「アマール・アシエンド・エル・アモール」(ビリー・マンの「You Only Love Once」のスペイン語版)

セリーヌ・ディオンはこのアルバムとそのシングルによってグラミー賞アカデミー賞アメリカン・ミュージック・アワードビルボード・ミュージック・アワードワールド・ミュージック・アワードなど多数の賞を受賞。またライブツアー「Let's Talk About Love Tour」も敢行した 。

収録曲

ヨーロッパ/オーストラリア/アジア版
# タイトル 作詞・作曲 時間
1. 「ザ・リーズン」 キャロル・キングマーク・ハドソングレッグ・ウェルズ
2. イモータリティ(フィーチャリング・ザ・ビージーズ) バリー・ギブロビン・ギブモーリス・ギブ
3. 「トリート・ハー・ライク・ア・レディ」(フィーチャリング・ダイアナ・キング) ダイアナ・キング、アンディ・マーベル、ビリー・マン、セリーヌ・ディオン
4. 「ホワイ・オー・ホワイ」 マーティ・シャローン、ダニー・センベロ
5. 「ラヴ・イズ・オン・ザ・ウェイ」 ピーター・ジッゾ、デニス・リッチ、ティナ・シェーファー
6. 愛を伝えて〜Tell Him(ウィズ・バーブラ・ストライサンド) リンタ・トンプソン、ウォルター・アファナシエフデイヴィッド・フォスター
7. 「アマール・アシエンド・エル・アモール」 マン、リッチ、ベニート
8. 「ホエン・アイ・ニード・ユー」 アルバート・ハモンドキャロル・ベイヤー・セイガー
9. 「マイルズ・トゥ・ゴー(ビフォー・アイ・スリープ)」 コリー・ハート
10. 「アス」 ビリー・ペース
11. 「ジャスト・ア・リトル・ビット・オブ・ラヴ」 マリア・クリステンセン、アーニー・ロマン、アーサー・ジェイコブスン
12. マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン(ラヴ・テーマ・フロム『タイタニック』) ジェームズ・ホーナー、ウィル・ジェニングス
13. 「ホエア・イズ・ザ・ラヴ」 ハート
14. ビー・ザ・マン フォスター、ジュニア・マイルズ
15. 「アイ・ヘイト・ユー・ゼン・アイ・ラヴ・ユー」(ウィズ・ルチアーノ・パヴァロッティ) トニー・レニス、マヌエル・デ・ファリャ、アルベルト・ テスタ、ファビオ・テスタ、ノーマン・ニューウェル
16. 「レッツ・トーク・アバウト・ラヴ」 ブライアン・アダムス、ジャン=ジャック・ゴールドマン、エリオット・ケネディー
アメリカ版
# タイトル 作詞・作曲 時間
1. 「ザ・リーズン」 キャロル・キングマーク・ハドソングレッグ・ウェルズ
2. イモータリティ(フィーチャリング・ザ・ビージーズ) バリー・ギブロビン・ギブモーリス・ギブ
3. 「トリート・ハー・ライク・ア・レディ」(フィーチャリング・ダイアナ・キング) ダイアナ・キング、アンディ・マーベル、ビリー・マン、セリーヌ・ディオン
4. 「ホワイ・オー・ホワイ」 マーティ・シャローン、ダニー・センベロ
5. 「ラヴ・イズ・オン・ザ・ウェイ」 ピーター・ジッゾ、デニス・リッチ、ティナ・シェーファー
6. 愛を伝えて〜Tell Him(ウィズ・バーブラ・ストライサンド) リンタ・トンプソン、ウォルター・アファナシエフデイヴィッド・フォスター
7. 「ホエア・イズ・ザ・ラヴ」 ハート
8. 「ホエン・アイ・ニード・ユー」 アルバート・ハモンドキャロル・ベイヤー・セイガー
9. 「マイルズ・トゥ・ゴー(ビフォー・アイ・スリープ)」 コリー・ハート
10. 「アス」 ビリー・ペース
11. 「ジャスト・ア・リトル・ビット・オブ・ラヴ」 マリア・クリステンセン、アーニー・ロマン、アーサー・ジェイコブスン
12. マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン(ラヴ・テーマ・フロム『タイタニック』) ジェームズ・ホーナー、ウィル・ジェニングス
13. 「アイ・ヘイト・ユー・ゼン・アイ・ラヴ・ユー」(ウィズ・ルチアーノ・パヴァロッティ) トニー・レニス、マヌエル・デ・ファリャ、アルベルト・ テスタ、ファビオ・テスタ、ノーマン・ニューウェル
14. トゥ・ラヴ・ユー・モア フォスター、マイルズ
15. 「レッツ・トーク・アバウト・ラヴ」 ブライアン・アダムス、ジャン=ジャック・ゴールドマン、エリオット・ケネディー
カナダ版
# タイトル 作詞・作曲 時間
1. 「ザ・リーズン」 キャロル・キングマーク・ハドソングレッグ・ウェルズ
2. イモータリティ(フィーチャリング・ザ・ビージーズ) バリー・ギブロビン・ギブモーリス・ギブ
3. 「トリート・ハー・ライク・ア・レディ」(フィーチャリング・ダイアナ・キング) ダイアナ・キング、アンディ・マーベル、ビリー・マン、セリーヌ・ディオン
4. 「ホワイ・オー・ホワイ」 マーティ・シャローン、ダニー・センベロ
5. 「ラヴ・イズ・オン・ザ・ウェイ」 ピーター・ジッゾ、デニス・リッチ、ティナ・シェーファー
6. 愛を伝えて〜Tell Him(ウィズ・バーブラ・ストライサンド) リンタ・トンプソン、ウォルター・アファナシエフデイヴィッド・フォスター
7. 「アマール・アシエンド・エル・アモール」 マン、リッチ、ベニート
8. 「ホエン・アイ・ニード・ユー」 アルバート・ハモンドキャロル・ベイヤー・セイガー
9. 「マイルズ・トゥ・ゴー(ビフォー・アイ・スリープ)」 コリー・ハート
10. 「アス」 ビリー・ペース
11. 「ジャスト・ア・リトル・ビット・オブ・ラヴ」 マリア・クリステンセン、アーニー・ロマン、アーサー・ジェイコブスン
12. マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン(ラヴ・テーマ・フロム『タイタニック』) ジェームズ・ホーナー、ウィル・ジェニングス
13. 「ホエア・イズ・ザ・ラヴ」 ハート
14. 「アイ・ヘイト・ユー・ゼン・アイ・ラヴ・ユー」(ウィズ・ルチアーノ・パヴァロッティ) トニー・レニス、マヌエル・デ・ファリャ、アルベルト・ テスタ、ファビオ・テスタ、ノーマン・ニューウェル
15. 「レッツ・トーク・アバウト・ラヴ」 ブライアン・アダムス、ジャン=ジャック・ゴールドマン、エリオット・ケネディー
南米版
# タイトル 作詞・作曲 時間
1. 「ザ・リーズン」 キャロル・キングマーク・ハドソングレッグ・ウェルズ
2. イモータリティ(フィーチャリング・ザ・ビージーズ) バリー・ギブロビン・ギブモーリス・ギブ
3. 「トリート・ハー・ライク・ア・レディ」(フィーチャリング・ダイアナ・キング) ダイアナ・キング、アンディ・マーベル、ビリー・マン、セリーヌ・ディオン
4. 「ホワイ・オー・ホワイ」 マーティ・シャローン、ダニー・センベロ
5. 「ラヴ・イズ・オン・ザ・ウェイ」 ピーター・ジッゾ、デニス・リッチ、ティナ・シェーファー
6. 愛を伝えて〜Tell Him(ウィズ・バーブラ・ストライサンド) リンタ・トンプソン、ウォルター・アファナシエフデイヴィッド・フォスター
7. 「アマール・アシエンド・エル・アモール」 マン、リッチ、ベニート
8. 「ホエン・アイ・ニード・ユー」 アルバート・ハモンドキャロル・ベイヤー・セイガー
9. 「マイルズ・トゥ・ゴー(ビフォー・アイ・スリープ)」 コリー・ハート
10. 「アス」 ビリー・ペース
11. 「ジャスト・ア・リトル・ビット・オブ・ラヴ」 マリア・クリステンセン、アーニー・ロマン、アーサー・ジェイコブスン
12. マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン(ラヴ・テーマ・フロム『タイタニック』) ジェームズ・ホーナー、ウィル・ジェニングス
13. 「アイ・ヘイト・ユー・ゼン・アイ・ラヴ・ユー」(ウィズ・ルチアーノ・パヴァロッティ) トニー・レニス、マヌエル・デ・ファリャ、アルベルト・ テスタ、ファビオ・テスタ、ノーマン・ニューウェル
14. トゥ・ラヴ・ユー・モア フォスター、マイルズ
15. 「レッツ・トーク・アバウト・ラヴ」 ブライアン・アダムス、ジャン=ジャック・ゴールドマン、エリオット・ケネディー
アジア限定ツアー版ボーナスCD
# タイトル 作詞・作曲 時間
1. 「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」(リッチー・ジョーンズ・ミックス) ホーナー、ジェニングス
2. 「トゥ・ラヴ・ユー・モア」(トニー・モラン・ミックス) フォスター、マイルズ
3. 「ビー・ザ・マン」(カラオケ・ヴァージョン) フォスター、マイルズ
4. 「ユニゾン」(リミックス) アンディ・ゴールドマーク、ブルース・ロバーツ
5. ラヴ・キャン・ムーヴ・マウンテンズ(ライヴ・フロム・À l'Olympia) ダイアン・ウォーレン

発売日

地域 日付 レーベル 規格 品番
オーストラリア 1997年11月14日 ソニー・ミュージックエピック、550 CD 4891592
日本 1997年11月15日 ソニー・ミュージック・ジャパンエピック、550 ESCA-6877
ヨーロッパ 1997年11月17日 ソニー・ミュージック、コロムビア 4891592
アメリカ 1997年11月18日 エピック、550 68861
カナダ ソニー・ミュージック、コロムビア
アジア 1999年1月18日 2CD 4891592
ヨーロッパ 2009年8月2日 88697593672

参考文献

  1. ^ Let's Talk About Love: The Singles - Celine Dion”. The Power of The Music. 2012年2月28日閲覧。



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