レジ用統一発票
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/17 01:43 UTC 版)
上記2種類の統一発票以外に、1980年代財政部によりレジスターにより発行される「収銀機統一発票」と「電子計算機統一発票」が誕生した。 1990年代以降、台湾ではコンビニが急速に出展し、レジスターによる発行される「収銀機統一発票」が現在発行量最多となっている。またインターネットビジネスの普及により「電子計算機統一発票」の発行量も近年増加傾向にある。 現在発行されている「収銀機用統一発票」の規格は縦190mm、横45mmであり、表上部に発行年月(例:中華民国95年3-4月份)、統一発票種類(例:収銀機統一発票),聯別(例:収執聯)、発票通し番号(例:MD199999999)が、表下部に発行店名、統一編号、住所及び電話番号が印刷されている。裏面には統一発票に関する法的内容の他に、レジスターで認識する為のレジスターマークが印刷されている。印刷する際には同じ通し番号のものを2列1組で印刷し、更に250枚分を1巻としている。2列にする意義は片方を商店控えとするためである。また用紙には偽造防止対策として透かしが採用されている。 当初は台湾省政府印刷廠(現在の財政部印刷廠)で印刷されていたが、1990年代中期以降は民間による印刷を認可し、大型チェーン店などは独自に印刷を行い、統一発票上にカラー広告を印刷するようになっている。 印刷は財政部印刷廠以外に、現在民間では永豊紙業股份有限公司、正隆紙業股份有限公司、大堡事務用品股份有限公司が行なっている。
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