ルーティングテーブルの内容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 01:56 UTC 版)
「ルーティングテーブル」の記事における「ルーティングテーブルの内容」の解説
ルーティングテーブルには少なくとも次の3つのフィールドが存在する。 ネットワークID - 宛先のネットワークID コスト - その経路にパケットを送る際のコストまたはメトリック ネクストホップ - 最終的な宛先にパケットを送るために最初にそのパケットを送る相手。ゲートウェイ。 用途や実装にもよるが、経路選択の妥当性を高めるために次のような値を含むこともある。 その経路の Quality of Service。例えば、routeコマンドのUフラグは、その経路が有効であることを示している。 その経路のフィルタリング標準またはアクセスリストへのリンク。 インタフェース - 例えば1つ目のイーサネットカードを eth0、2つ目のイーサネットカードを eth1 と表すなど。 ルーティングテーブルはまた、unicast reverse path forwarding (uRPF) などのある種のセキュリティ操作でも重要である。この技法にはいくつかバリエーションがあるが、ルーターがルーティングテーブルを使ってパケットのソースアドレスを参照する。ソースアドレスに戻って行く経路がルーティングテーブルにない場合、そのパケットが何らかの攻撃を意図したものと判断して転送しない。
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