リヤカー部隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 14:11 UTC 版)
西新商店街の名物といえばリヤカー部隊である。リヤカー部隊とは、リヤカーに魚介類・野菜・果物・花卉、または自家製の漬物・味噌・餅などを載せて販売する露天商のことであり、10数台ほどのリヤカーが歩行者天国である商店街の道路の中央に駐車して販売をおこなっている。商品の価格の安さもさることながら、売り手(ほとんどが高齢の女性)とのやりとりが大きな魅力となっている。 リヤカー部隊は戦後の1950年頃からおこなわれ、一時期は100台を越えていた。1967年に「西新行商組合」を結成し、営業許可制度の制定と出店時間などの取り決めが定められた。 福岡市内外の他の商店街でも時にはリヤカーによる露店販売が見られるが、これほど多くのリヤカーが集まっているのは市内でも珍しい光景である。
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