リモート公開録音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 04:47 UTC 版)
「日曜落語 〜なみはや亭〜」の記事における「リモート公開録音」の解説
日本国内で新型コロナウイルスへの感染が拡大している2020年5月には、Zoom (アプリケーション)を活用した「リモート公開録音」を初めて実施。笑福亭銀瓶、桂ひろば、桂福丸、桂治門の出演と、「席亭」の伊藤による進行で収録した音源を、同月31日から数週にわたって放送している。上記の影響による定席・ホールの休業などで落語家が活動の機会を失っていることや、寄席スタイルによる通常の公開録音を休止せざるを得ないことを背景に実現した企画で、実施に際してはZoomで動画を鑑賞できる通信環境を備えたリスナーを募集。抽選で50人をZoom上に「招待」したうえで、朝日放送グループ本社内の和室に控えた落語家が、和室内のモニターから「招待客」の反応を見ながら高座を務めた。 当番組のプロデューサーである戸谷は、「客の反応を感じながら(噺を)演じてもらいたい」「(前述した)現状を『記録』として残すとともに、今後のために『実験』もしておきたい」との意向から「リモート公開録音」を企画。高座の最中に落語と「招待客」の反応を別々に収録してから、双方の音源を編集で組み合わせたうえで放送しているという。
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