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リジェ・JS27

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/29 05:21 UTC 版)

リジェ・JS27
カテゴリー F1
コンストラクター リジェ
デザイナー ミッシェル・テツ
ミッシェル・ボイジョン
先代 リジェ・JS25
後継 リジェ・JS29
主要諸元[1]
シャシー カーボンファイバー ケブラー モノコック
サスペンション(前) ダブルウィッシュボーン, プッシュロッド
サスペンション(後) ダブルウィッシュボーン, プッシュロッド
トレッド 前:1,790 mm (70 in)
後:1,662 mm (65.4 in)
ホイールベース 2,835 mm (111.6 in)
エンジン ルノー・ゴルディーニ EF15, 1,492 cc (91.0 cu in), 90度 V6, ターボ, ミッドエンジン, 縦置き
トランスミッション リジェ / ヒューランド 5速 MT
重量 545 kg (1,202 lb)
燃料 エルフ
タイヤ ピレリ
主要成績
チーム エキップ・リジェ
ドライバー 25. ルネ・アルヌー
26. ジャック・ラフィット
26. フィリップ・アリオー
コンストラクターズタイトル 0
ドライバーズタイトル 0
初戦 1986年ブラジルグランプリ
出走 優勝 表彰台 ポール Fラップ
16 0 2 0 0
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リジェ・JS27は、ミッシェル・テツが設計したF1マシンで、1986年リジェチームによって使用された。決勝最高成績は2位。

JS27

前年型リジェ・JS25の後継車として開発し、エンジンも昨年同様ルノーを搭載し、タイヤも同じくピレリを装着。

開幕戦でジャック・ラフィットが3位、ルネ・アルヌーが4位とダブル入賞し、前半戦では活躍を見せるが、ラフィットが第9戦イギリスグランプリで負傷し、最多出場記録の更新を前に引退に追い込まれた。

中盤からマシン等の開発が進まず、入賞圏外に埋もれがちとなり、ラフィットの代役でF1復帰したフィリップ・アリオー第15戦メキシコグランプリで記録した6位のみで終わった。それでも計12回も入賞し、コンストラクターズ5位と、ルノーユーザーではロータスに次く好成績を残した。

スペック

シャーシ

エンジン

  • エンジン名 ルノーEF15B,15C
  • 気筒数・角度 V型6気筒ターボ・90度
  • 排気量 1,500cc
  • 燃料・潤滑油 エルフ

F1における全成績

(key) (太字ポールポジション

チーム エンジン タイヤ No. ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 ポイント 順位
1986年 エキップ・リジェ ルノー・ゴルディーニ EF15
V6 t/c
P BRA
ESP
SMR
MON
BEL
CAN
DET
FRA
GBR
GER
HUN
AUT
ITA
POR
MEX
AUS
29 5th
25 アルヌー 4 Ret Ret 5 Ret 6 Ret 5 4 4 Ret 10 Ret 7 15 7
26 ラフィット 3 Ret Ret 6 5 7 2 6 Ret
アリオー Ret 9 Ret Ret Ret 6 8
  • コンストラクターズランキング5位。
  • ドライバーズランキング8位(ルネ・アルヌー)
  • ドライバーズランキング8位(ジャック・ラフィット)
  • ドライバーズランキング18位(フィリップ・アリオー)

参照

  1. ^ Ligier JS27 Stats F1

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