ランダムアクセスバッファ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 23:34 UTC 版)
「VRAM」の記事における「ランダムアクセスバッファ」の解説
レンダリング結果を画面に表示することなく一時的に保存して、同一フレーム内で素材として再利用する場合、書き込み可能な一時テクスチャバッファ(レンダーターゲット)へのレンダリングを行なうといった手法が従来から採用されてきた。DirectX 9では、同一フォーマットの複数レンダーターゲットに対して同時にレンダリングを行なう、マルチレンダーターゲットが標準化された。 しかし、GPUを汎用計算に利用するGPGPUでは、出力先には制限・制約の多いテクスチャではなく、ランダムアクセス(任意インデックスによる読み書き)が可能なバッファのほうが都合がよい。GPGPUのためのAPIとして開発・策定された、NVIDIA CUDA、OpenCL、DirectComputeでは、それぞれランダムアクセス可能なバッファが標準化されている。
※この「ランダムアクセスバッファ」の解説は、「VRAM」の解説の一部です。
「ランダムアクセスバッファ」を含む「VRAM」の記事については、「VRAM」の概要を参照ください。
- ランダムアクセスバッファのページへのリンク