ラテックスとアレルギー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/06 23:47 UTC 版)
「ラテックス」の記事における「ラテックスとアレルギー」の解説
詳細は「ラテックスアレルギー」を参照 ラテックスはアレルゲン(アレルギーの抗原)でもある。重いラテックスアレルギーをもつ人々もおり、ゴム手袋やコンドームなどのラテックス製品に触れるとアナフィラキシーを起こす。ラテックスはバナナ、アボカド、クリなどに含まれるものと同じタンパク質を持つため、これらの両方に対してアレルギー反応(ラテックス・フルーツ症候群)を示さないかどうかに注意する必要があるとされる。アメリカ合衆国およびメキシコ原産のキク科低木グアユールゴムノキ(学名: Parthenium argentatum)から得られるグアユーレのラテックスは低アレルギー誘発性であるため、パラゴムノキラテックスなどの代替品として研究されている(Foster & Coffelt (2005); Siler, Cornish & Hamilton (1996))。また、二分脊椎症患者には幼少期から医療用具に触れる機会が多いなどの理由で、ラテックスアレルギーの患者が多い。
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