ラジドリの歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 03:54 UTC 版)
短時間、コーナーでタイヤをスライドさせ車体の向きを変えるドリフト走法や、レース用のグリップタイヤで雨の中を余剰出力で滑らせながら走らせるドリフト走行は1990年代以前から存在していたが、塩ビ管をタイヤに代用してグリップ路面でも恒久的に長時間ドリフトできるようにした事を「ラジドリ」と呼ぶようになったのは2000年代初期からである。時を同じくして2001年よりD1グランプリ(実車の競技)が始まると、スポンサーとなったヨコモがD1車両と同じデザインの車両を「ドリフトパッケージ」として販売、瞬く間にラジドリ人気に火をつける事となった。以後はタミヤを含むラジコン車両メーカーや地方のサーキットなど、その大小、和洋を問わず様々な企業からドリラジが販売されている。2013年頃になると実車と同じように後輪駆動(以下「RWD」)での安定走行が試行錯誤されるようになり、その中でステアリングにジャイロ補正を行うことがその解決の糸口となり、以後は2駆ドリが流行するようになっている。
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