ライフプランナー誕生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/19 21:25 UTC 版)
「ライフプランナー」の記事における「ライフプランナー誕生」の解説
ソニー・プルデンシャル生命の存在意義は「生命保険のあるべき姿の追求と高度な知識と販売技術を持ったプロフェッショナルのセールスパーソンによるニードセールスの実践」と「生命保険業界の変革」であった。そのためにも従来の生命保険外務員のイメージを排したまったく新しい専門職にしなければならないと坂口陽史(設立当時副社長、翌年ソニー・プルデンシャル生命社長)と安藤国威(設立当時常務、後のソニー生命社長)は考えていた。そういう経緯のもとそのプロフェッショナルのセールスパーソンには厳選採用であること、徹底した研修を行うとともに、呼称を「ライフプランナー」とすることが決定された。当初は男性のみでスタートしたが2017年現在では女性も採用している。 当時は保険業界から冷ややかな目で見られていた、まだ珍しかった大学卒業以上の学歴を持つ男性による、家計・家族構成・収支・ライフプランシミュレーションによる分析とコンサルティング、自由度の高い保険設計による提案はセット商品の販売が主流であった日本の生命保険業界に大きな衝撃を与え、以後の日本の生命保険業界における提案型販売の源流となった。また1980年代後半になって登場する日本におけるファイナンシャル・プランナー(FP)の分析・提案スタイルの原型となる。
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