ヨーロッパ連合離脱・ブレグジット(Brexit)・COVID-19
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 15:15 UTC 版)
「保守党 (イギリス)」の記事における「ヨーロッパ連合離脱・ブレグジット(Brexit)・COVID-19」の解説
2016年6月のイギリスの欧州連合離脱是非を問う国民投票で離脱票が残留票を上回ったため、残留派だったキャメロンは首相・党首を辞任し、それによって実施された2016年イギリス保守党党首選挙では、内務大臣だったテリーザ・メイが党首・首相となった。 2017年にテリーザ・メイ首相は党勢の拡大を狙って下院の解散に踏み切り、総選挙が行われた。解散時の世論調査では労働党を支持率で大きく上回っていたが、選挙期間中に支持率が労働党と拮抗するようになり、実際の投票結果は改選前から議席を減らして単独過半数を下回る一方で、労働党も過半数を獲得できなかったため、再びハング・パーラメント状態となった。なお保守党は北アイルランドのユニオニスト右派政党である民主統一党の協力を得て政権を維持しようとし、6月26日に保守党は民主統一党の閣外協力を得ることで正式合意した。しかしヨーロッパ連合との離脱交渉を経た協定案を議会に承認させることに失敗し、2019年6月にメイ首相は党首及び首相辞任を表明した。党首選挙の結果、離脱強硬派のボリス・ジョンソン前外務・英連邦大臣が新党首に就任した。2019年7月24日に第1次ジョンソン内閣が成立した。 9月にボリス・ジョンソンに保守党から議員21人が造反し、除名された。2019年イギリス総選挙では、得票率43.6パーセントで365議席を獲得して第一党を維持する。同年12月13日に第2次ジョンソン内閣が成立した。尚、2020年以降は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大の対応に追われている。
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