ヨルク_(装甲巡洋艦)とは? わかりやすく解説

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ヨルク (装甲巡洋艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/08 04:46 UTC 版)

艦歴
発注
起工 1903年2月
進水 1904年5月14日
就役 1905年11月
退役
その後 1914年11月4日に戦没
除籍
性能諸元
排水量 常備: 9,533トン
満載:10,266トン
全長 127.8 m
全幅 20.2 m
吃水 7.76 m
機関 デュール式石炭・重油混焼缶16基+直立型三段膨張式レシプロ機関3基3軸推進
最大出力 20,031hp
最大速力 21.4ノット
航続距離 12ノット/4,200海里
乗員 633名
兵装 21cm(40口径)連装速射砲2基
15cm(40口径)単装速射砲10基
8.8cm(35口径)単装速射砲14基
3.7cm機砲単装4基
45cm水中魚雷発射管単装4門
装甲 舷側:80~100mm(水線面主装甲)
甲板:60mm(水平面)
主砲防盾:150mm
司令塔:150mm

ヨルク (SMS Yorck) はドイツ帝国海軍装甲巡洋艦ローン級。艦名はプロイセンの将軍ヨハン・ダーヴィット・ルートヴィヒ・ヨルク・フォン・ヴァルテンブルクにちなむ。

艦歴

ブローム・ウント・フォス社で1903年2月起工。1904年5月14日進水。1905年11月就役。

1911年10月1日から1912年2月26日まで後のドイツ艦隊司令長官フランツ・フォン・ヒッパーが艦長を務めた。1913年3月4日、ヨルクは訓練中に水雷艇S178と衝突した。ヨルクの損傷は軽微であったが、S178は沈没し66名の死者を出した。ヨルクと戦艦オルデンブルクが15人を救助した。

1913年5月にヨルクは退役し予備役となった。ヨルク乗員の多くは巡洋戦艦ザイドリッツに移った。

1914年8月12日、ヨルクは再就役し第3偵察群に配属された。

11月2日から4日までヨルクはヤーマス襲撃を行った艦隊支援のための出撃に備えてヤーデ川河口に停泊していた。11月4日、ヨルクはヴィルヘルムスハーフェンへ向けて出航した。濃い霧の中、ヨルクはドイツ軍が敷設した機雷に触れ転覆沈没した。乗員336人が死亡し、海防戦艦ハーゲンによって381人が救助された。




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