モーロックの虐殺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 16:57 UTC 版)
「キティ・プライド」の記事における「モーロックの虐殺」の解説
キティは「ミュータント・マサカー」事件において、敵のミュータント、ハープーンによって酷く傷つき、その結果常に非実体化することになった。彼女はモイラ・マクタガートの配慮によってミューア島に大虐殺を生き残ったカジュアリティと共に緊急搬送された。マクタガートはキティの症状の悪化を防ぎ完全な物質的な実体の喪失と存在の消滅を回避する事が出来たが、それ以上の事は出来なかった。この時キティの通常の状態は非実体である。かつて彼女は非物質化する為に意識的な努力を必要としたが、今や固体化し続けていることに意識的な努力を必要としていた。彼女は紆余曲折を経てファンタスティック・フォーのリード・リチャーズによって助けられた。X-メンは治療法を求めてリチャーズを訪ねたが、彼は助けられるという確証がない為に最初は断った(リードは他のFFのメンバーとの間に彼等の起源を巡っていざこざを起こしていた。彼等は自分達が能力を得る事となった事故をリードがわざと起こしたのだと思っていた)。行き所を失ったX-メンは、ファンタスティック・フォーの大敵ドクター・ドゥームを訪ねた。これは双方にモラルジレンマを引き起こした。FFはX-メンがキティの命を救う為に決めた処置を止めようとしたために両チームは互いに戦った。最終的にファンタスティック・フォー崩壊の危機とシャドウキャットの命は救われた。ロッキードの助けを借りて双方を正気に戻らせたのはリードとスーの息子、フランクリン・リチャーズだった。
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