モーンケSS少将による勲章授与
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「フランスSS突撃大隊」の記事における「モーンケSS少将による勲章授与」の解説
ヴィルヘルム・ヴェーバーSS中尉、ヴィルヘルム・モーンケSS少将、パウル・パシュールSS大尉(SS-Hstuf. Paul Pachur:クルケンベルクSS少将の第1補佐)の目撃証言に基づく記録(Charles Georgenの著書)によると、1945年4月29日、ヴェーバーSS中尉は市街戦で負傷し、総統官邸の地下(総統地下壕)にある野戦病院へ搬送された。「前線から下がってきた将校の大多数のように」ヴェーバーもこの時、総統官邸の地下に司令部を置く「Z」地区(官庁街)防衛司令官モーンケSS少将に戦況を詳しく説明した。ヴェーバーの報告を聞いた後、モーンケは陸軍人事局(Heerespersonalamt (HPA))責任者ヴィルヘルム・ブルクドルフ歩兵大将(Gen.d.Inf. Wilhelm Burgdorf)のもとへ赴き、フランスSS突撃大隊の将校・下士官数名に対する騎士鉄十字章授与の約束をとりつけた。 同日、ブルクドルフは書類にサインし、モーンケに勲記と勲章を手渡した。こうして、推薦が認められてから数時間も経たないうちにモーンケはヴェーバーに騎士鉄十字章を授与した。
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