モーロ元首相誘拐事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 15:11 UTC 版)
1978年に起きたアルド・モーロ元首相誘拐暗殺事件によって世界的にその名が知られることとなった。赤い旅団からの要求に対して、モーロ元首相と当時対立関係にあったジュリオ・アンドレオッティ首相率いる当時の内閣が要求を拒否したためにモーロは殺害され、5月9日にローマ市内に停めた車の中で死体となって発見された。 なお、アンドレオッティのモーロ元首相誘拐事件への関与を暴こうとした雑誌編集者で、「ロッジP2」会員のミーノ・ペコレッリの殺害をマフィアに依頼したとして、アンドレオッティは2002年11月に殺人罪で懲役24年の有罪判決を受けた。しかし、翌年10月には逆転無罪の判決を得ている。
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