モハ203
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/08 03:08 UTC 版)
「近江鉄道モハ203形電車」の記事における「モハ203」の解説
1967年(昭和42年)12月に東京急行電鉄(東急)よりサハ3100形3101を譲り受け、サハ100形101として竣工したものである。その後車体の老朽化が進んだことから、1970年(昭和45年)に小田急デハ1600形1610の車体との載せ替えが西武所沢車両工場にて実施され、同時に電装化が施工されてモハ203形203と改称・改番された。こうした経緯はモハ200形と同様であるが、モハ201・202が片運転台車であったのに対し、当車は両運転台車であったことから別形式に区分されたものである。 後年ワンマン化改造を受け、多賀線などの区間運用に重宝されていた当車であったが、経年による老朽化が目立ち始めたことから、当車の台枠に親会社の西武鉄道から譲り受けた701系クハ1742の車体部品を切り継ぐ大改造が施工され、モハ220形222として再生し面目を一新した。 このため、車籍こそ引き継がれているものの、外観上当車の面影は全く残っていない。
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