モハ201・202・クハ1201・1202
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/10 23:24 UTC 版)
「近江鉄道モハ131形電車」の記事における「モハ201・202・クハ1201・1202」の解説
1958年(昭和33年)に西武鉄道よりモハ241形241・242ならびにクハ1241形1241・1242を譲り受け、それぞれモハ201形201・202およびクハ1201形1201・1202の車籍を継承し、モハ133形133・134およびクハ1216形1216・1217として同年5月19日付認可で竣功した。 西武モハ241形・クハ1241形は武蔵野鉄道デハ5560形・サハ5660形として1928年(昭和3年)6月に川崎車輌(現・川崎重工業)において新製された全鋼製車で、横幅1,080mm幅の大型一段窓を外観上の特徴とし、また落成当初はクロスシートを装備する武蔵野鉄道の看板車両であった。 各車とも種車の鋼体化名義で竣功したものの、実際には西武モハ241形・クハ1241形の車体および主要機器と、国鉄払い下げ品のDT10・TR11台車ならびにMT4主電動機を組み合わせて導入され、種車から継承したものは車籍のみである。同4両と入れ替わりにモハ201・202およびクハ1201・1202は西武鉄道へ返還されており、実態は現車振り替えであった。また同4両は前述の通りモハ241形・クハ1241形が西武鉄道在籍当時に搭載した主要機器について手を加えずに導入した都合上、制御方式がウェスティングハウス・エレクトリック (WH) 社が開発した電空単位スイッチ式の手動進段式制御(HL制御)に変更された。
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