モデルの店と文学碑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 13:02 UTC 版)
「檸檬 (小説)」の記事における「モデルの店と文学碑」の解説
作中の「私」がレモン(カリフォルニア産)を買った果物屋は、京都市中京区寺町二条角の「八百卯」(明治時代創業)だが、2009年(平成21年)1月25日に閉店された。かつては「檸檬の店」というタイトルのパンフレットが店先のガラス窓に飾られ、4階建てビルに建て替え後にできた2階のフルーツパーラーには『檸檬』の一節が飾られていた。 また、登場する書店・丸善は当時、三条麩屋町西入ルにあった2代目店舗で、洋書の他にヨーロッパから輸入された高級石鹸や香水、バーバリーのコートが売られていた。丸善・京都店には、八百卯で買ったレモンを置き去る人があとを絶たなかったといわれる。河原町通蛸薬師上ルにあった3代目の店舗も2005年(平成17年)10月に閉店された。それから約10年後の2015年(平成27年)8月20日に京都BAL(河原町通三条下ル)の地下1階と2階に再出店している。 大阪市西区靭本町の靱公園内には、1981年(昭和56年)に建立された文学碑があり、『檸檬』の一節が刻まれている。
※この「モデルの店と文学碑」の解説は、「檸檬 (小説)」の解説の一部です。
「モデルの店と文学碑」を含む「檸檬 (小説)」の記事については、「檸檬 (小説)」の概要を参照ください。
- モデルの店と文学碑のページへのリンク