メタステーブルとは? わかりやすく解説

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メタステーブル

フルスペル:metastable

メタステーブルとは、電子回路において、セットアップ時間ホールド時間一定時間超えた場合に、出力信号不安定になる状態のことである。

メタステーブルは、信号一時記憶を行うラッチ回路や、出力安定させることのできるフリップフロップ回路などにおいて発生する。メタステーブルが発生すると、回路出力が0と1の閾値中間的な電圧維持し続ける。メタステーブルはある程度持続した後、自然に0か1かいずれか安定した状態に戻る。

メタステーブルが発生すると、他の回路誤動作誘発する可能性がある他、素子劣化させる原因にもなりやすい。メタステーブルの発生を完全に抑止することは困難であるが、メタステーブルが発生して支障来たさない回路構成にすることによって障害回避することができる。

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