メイプルスフロント陣
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「メイプル戦記」の記事における「メイプルスフロント陣」の解説
広岡真理子(ひろおか まりこ) メイプルス監督。背番号666。右投げ右打ち(表紙・口絵から)。 『甲子園の空に笑え!』に登場する元豆の木高校野球部監督。前作から高柳と7年文通していることから推測して29歳。豆の木高校野球部を何度となく甲子園へ導いた実績を買われ、メイプルスの監督に就任する。豆の木高校の監督の座を退いた後、科学的に野球を極めつつあったが、メイプルスの監督就任後はそれをあっさり捨てて、野生の勘を駆使した采配を展開する。守備重視でコンバートはしない方針を貫いている。 高柳邦彦(たかやなぎ くにひこ) メイプルスヘッドコーチ兼二軍監督兼選手寮寮長兼ヘッド・コーチ兼ピッチング・コーチ。背番号56。 『甲子園の空に笑え!』において、豆の木高校野球部のライバルであった北斗高校野球部の元監督。神尾瑠璃子の恩師であるが、再会した彼(彼女)がオカマになっていたこと、さらに当時のバッテリーを組んでいた小早川を愛していることに衝撃を受け、チーム内で唯一混乱する。前作から推測して35歳。甲賀忍者の首領の家柄で、一族の黒スーツが情報収集し高柳に報告する。 立花小雪(たちばな こゆき) メイプルスのオーナーにして、運営企業「スイート製菓」社長。 事故で夫と息子夫婦を失いながら、会社を支え、孫の俊之を育てあげた。多忙な日々の中で、数少ない娯楽がプロ野球とタカラヅカだったため、その2つを合体させた女性だけの球団を作ろうと思い立つ。球団オーナーという要職にありながら威張ったところの無い穏やかな性格で、広岡監督をはじめ選手たちからも慕われている。 立花俊之(たちばな としゆき) メイプルスの球団社長兼チームマネージャー兼トレーナー兼スコアラー。選手寮の食堂のオバサンと管理人も兼任する。立花小雪の孫。球団設立前はスイート製菓のアメリカ支社にいた。 事故で祖父と両親を失い、自身は足を痛めている。歩行や日常生活には差し支えはないものの、走ったり足を使った激しい運動はできない。 内野手の四つ子を、流花だけ見分けることができる。年齢は明らかになっていないが、作中では広岡に「若者」と呼ばれていたこともある。
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