ムエタイの魅力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 05:46 UTC 版)
@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}ムエタイはよく「立ち技世界最強」と称される格闘技である[要出典]。しかし、ボクシングのような打ち合いはあまり期待できない。ムエタイの試合は5ラウンドあるが1、2ラウンドは様子見に終始する。これは賭ける客がその様子を見て選手の調子を判断しどちらに賭けるか決めるという意味合いもある。そしてそれ以降のラウンドは延々と首相撲の攻防が繰り返される試合がほとんどであるから、派手な殴り合いを期待をして観戦すると、首相撲が頻繁に行われる馴れ合いの試合に見えることがある。 しかし首相撲の攻防には高度な技術的駆け引きが行われており、レベルが高くなればなるほど、まずまともに攻撃を食らうことはない。その上タイ人は基本的に小柄であるため、ボクシングの重量級などで見られるような試合でのKOはほとんどなく、判定にもつれこむ(KOが頻発すると八百長が疑われてしまう)。判定試合がほとんどであるにもかかわらず、会場に熱気があるのは、興行が賭けによって成り立ち、またクリンチと見間違えてしまう首相撲が、実は高い技術のぶつかり合いだからである。
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