ミネアポリス=セントポール国際空港とは? わかりやすく解説

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ミネアポリス=セントポール国際空港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 07:53 UTC 版)

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ミネアポリス=セントポール国際空港
Minneapolis-Saint Paul International Airport
連邦航空局・空港図
航空写真
IATA: MSP - ICAO: KMSP
概要
国・地域 アメリカ合衆国
所在地 ミネソタ州ミネアポリスセントポール
種類 公共
所有者 MAC
拠点航空会社
敷地面積 1186 ha
標高 256 m (841 ft)
座標 北緯44度52分55秒 西経093度13分18秒 / 北緯44.88194度 西経93.22167度 / 44.88194; -93.22167
公式サイト 公式ウェブサイト
地図
MSP
MSP
空港の位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
04/22 3,354×46 コンクリート
12R/30L 3,048×61 コンクリート[1]
12L/30R 2,499×46 コンクリート[1]
17/35 2,438×46 コンクリート
統計(2019年)
旅客数 39,555,035人
出典:公式サイト[2]
リスト
空港の一覧
テンプレートを表示

ミネアポリス=セントポール国際空港(ミネアポリス=セントポールこくさいくうこう、: Minneapolis-Saint Paul International Airport)は、アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリス市セントポール市の南側にまたがるように位置する国際空港である。

ミネソタ州最大かつ最も離着陸が多い。かつては旧ノースウエスト航空(現デルタ航空)の本部があり、また現在もサンカントリー航空の本部があるため、両社の主要なハブ空港となっている。空港コードMSP(IATA)/KMSP(ICAO)。

歴史

ツインシティ・スピードウェイというレース場が倒産し、地元団体が共同で運営する「スピードウェイ飛行場(Speedway Field)」という飛行場を開港。その後すぐ1921年には、第一次世界大戦で活躍したパイロットにちなんで、ウォルド・チェンバーレン飛行場に改名。1944年には、「ミネアポリス=セントポール都市空港・ウォルド・チェンバーレン飛行場」に改称し、さらに4年後には「ミネアポリス=セントポール国際空港・ウォルド・チェンバーレン飛行場」となった。飛行家チャールズ・リンドバーグにちなんで名付けられたチャールズ・リンドバーグ・ターミナル(現ターミナル1)は1962年に建てられ、ミネソタ州選出の副大統領ヒューバート・H・ハンフリーにちなんで名付けられたヒューバート・H・ハンフリー・ターミナル(現ターミナル2)は2001年に建てられた。

設備

2つの旅客ターミナルがあり、滑走路で隔てられている。空港の北部地区には空軍の施設が立地している。

  • ターミナル1はコの字形の建物で7つのコンコース(A,B,C,D,E,F,G)がある。EとFが最も古く1962年に竣工した。その他は段階的に増築されたものである。搭乗口は117箇所ある。デルタ航空が使用している。
  • ターミナル2は2001年竣工でコンコースHがあり、搭乗口は14箇所である。サンカントリー航空とサウスウエスト航空が使用している。

主な航空会社

航空会社 就航地
デルタ航空 アルバカーキアンカレッジアトランタオースティンボチモア、ビリングス、ビスマーク、ボイシボストン、ボーズマン、バッファローチャールストンシャーロットシカゴ/ORDコロンバス(OH)、ダラスデンバーデトロイトファーゴフォートローダーデールフォートマイヤーズ、グランドラピッズ、ハートフォードホノルルヒューストン/IAHインディアナポリスジャクソンビルカンザスシティラスベガスロサンゼルス/LAXロサンゼルス/サンタアナ、マディソン、マイアミミルウォーキー、ミズーラ、ナッシュビルニューオーリンズニューヨーク/JFKニューヨーク/LGAオマハオーランドフィラデルフィアフェニックスピッツバーグポートランド(OR)、ローリー/ダーラムサクラメントサンアントニオサンディエゴサンフランシスコ、サラソータ、シアトルスポケーンセントルイスタンパスーフォールズワシントン/ダレスワシントン/ナショナルサンファン(PR)
  • 国際線

アムステルダムカルガリーカンクンメキシコシティロンドン/LHRパリ/CDGソウル/仁川東京/羽田レイキャビク(季節運航)

デルタ・コネクション アバディーンオルバニー、アップルトン、ボチモア、ビリングス、ビスマーク、ボーズマン、ブレイナード、バッファローシーダー・ラピッズシャーロットシカゴ/MDWシンシナティクリーブランドコロンバス(OH)、デイトンデモインダルースファーゴ、フォートウェイン、グレイシャー・パーク、グランド・フォークス、グランドラピッズ、グリーン・ベイハートフォード、ヘレナ、ヒビング、ヒューストン/IAH、インターナショナル・フォールズ、アイロン・マウンテン、カラマズー、カンザスシティ、ソックスビル、ランシングレキシントンルイビル、マディソン、メンフィスミルウォーキー、ミノウ、ミズーラ、モリン、ニューアークオクラホマシティオマハフィラデルフィアピッツバーグローリー/ダーラム、ラピッド・シティ、ラインランダー、リッチモンドロチェスターサンアントニオ、マリー、スーフォールズ、サウスベンド、セントルイスシラキュース、トライシティズ、タルサワシントン/ダレスウィチタウィリストン
サンカントリー航空 アッシュビル、ダラス/フォートワースデンバーフォートマイヤーズラスベガスロサンゼルス/LAXロサンゼルス/サンタアナナッシュビルニューアークオーランドフェニックスポートランド(OR)、サンディエゴサンフランシスコシアトルタンパカンクンサンファン(PR)
アメリカン航空 ダラス/フォートワースシャーロットフィラデルフィアマイアミフェニックスシカゴ/ORDニューヨーク/LGAワシントン/ナショナル
ユナイテッド航空 シカゴ/ORDデンバーヒューストン/IAHニューアークワシントン/ダレス  
サウスウエスト航空            オースティンボチモアシカゴ/MDWデンバーヒューストン/ホビーナッシュビルフェニックスセントルイス
スピリット航空 マイアミオーランドアトランタボチモアデトロイトラスベガスロサンゼルス/LAXニューオーリンズ
フロンティア航空 デンバーラスベガスカンクン
アレジアント航空 ノックスビル、デスティン、メサ、アッシュビル
ジェットブルー航空 ニューヨーク/JFKボストン
アラスカ航空 シアトルポートランド(OR)
エア・カナダ トロント
KLMオランダ航空 アムステルダム
アイスランド航空 レイキャビク

新交通システム

当空港では、ターミナル1(旧・リンドバーグ・ターミナル)とハブ・ビルを結ぶ新交通システム「ハブ・トラム」、およびコンコースC間を結ぶ新交通システム「Cコンコース・ピープル・ムーバー」が運行されている。

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b アスファルトとの混在舗装(KMSPの空港情報 - World Aero Data (2006年10月時点のデータ) より)
  2. ^ Operations Reports”. Metropolitan Airports Commission. 2021年12月19日閲覧。

関連項目

外部リンク


ミネアポリス・セントポール国際空港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/22 01:57 UTC 版)

ミネアポリス=セントポール国際空港
Minneapolis-Saint Paul International Airport
連邦航空局・空港図
航空写真
IATA: MSP - ICAO: KMSP
概要
国・地域 アメリカ合衆国
所在地 ミネソタ州ミネアポリスセントポール
種類 公共
所有者 MAC
拠点航空会社
敷地面積 1186 ha
標高 256 m (841 ft)
座標 北緯44度52分55秒 西経093度13分18秒 / 北緯44.88194度 西経93.22167度 / 44.88194; -93.22167
公式サイト 公式ウェブサイト
地図
MSP
MSP
空港の位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
04/22 3,354×46 コンクリート
12R/30L 3,048×61 コンクリート[1]
12L/30R 2,499×46 コンクリート[1]
17/35 2,438×46 コンクリート
統計(2019年)
旅客数 39,555,035人
出典:公式サイト[2]
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テンプレートを表示

ミネアポリス=セントポール国際空港(ミネアポリス=セントポールこくさいくうこう、: Minneapolis-Saint Paul International Airport)は、アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリス市セントポール市の南側にまたがるように位置する国際空港である。

ミネソタ州最大かつ最も離着陸が多い。かつては旧ノースウエスト航空(現デルタ航空)の本部があり、また現在もサンカントリー航空の本部があるため、両社の主要なハブ空港となっている。空港コードMSP(IATA)/KMSP(ICAO)。

歴史

ツインシティ・スピードウェイというレース場が倒産し、地元団体が共同で運営する「スピードウェイ飛行場(Speedway Field)」という飛行場を開港。その後すぐ1921年には、第一次世界大戦で活躍したパイロットにちなんで、ウォルド・チェンバーレン飛行場に改名。1944年には、「ミネアポリス=セントポール都市空港・ウォルド・チェンバーレン飛行場」に改称し、さらに4年後には「ミネアポリス=セントポール国際空港・ウォルド・チェンバーレン飛行場」となった。飛行家チャールズ・リンドバーグにちなんで名付けられたチャールズ・リンドバーグ・ターミナル(現ターミナル1)は1962年に建てられ、ミネソタ州選出の副大統領ヒューバート・H・ハンフリーにちなんで名付けられたヒューバート・H・ハンフリー・ターミナル(現ターミナル2)は2001年に建てられた。

設備

2つの旅客ターミナルがあり、滑走路で隔てられている。空港の北部地区には空軍の施設が立地している。

  • ターミナル1はコの字形の建物で7つのコンコース(A,B,C,D,E,F,G)がある。EとFが最も古く1962年に竣工した。その他は段階的に増築されたものである。搭乗口は117箇所ある。デルタ航空が使用している。
  • ターミナル2は2001年竣工でコンコースHがあり、搭乗口は14箇所である。サンカントリー航空とサウスウエスト航空が使用している。

主な航空会社

航空会社 就航地
デルタ航空 アルバカーキアンカレッジアトランタオースティンボチモアビリングス、ビスマーク、ボイシボストンボーズマンバッファローチャールストンシャーロットシカゴ/ORDコロンバス(OH)、ダラスデンバーデトロイトファーゴフォートローダーデールフォートマイヤーズ、グランドラピッズ、ハートフォードホノルルヒューストン/IAHインディアナポリスジャクソンビルカンザスシティラスベガスロサンゼルス/LAXロサンゼルス/サンタアナ、マディソン、マイアミミルウォーキー、ミズーラ、ナッシュビルニューオーリンズニューヨーク/JFKニューヨーク/LGAオマハオーランドフィラデルフィアフェニックスピッツバーグポートランド(OR)、ローリー/ダーラムサクラメントサンアントニオサンディエゴサンフランシスコ、サラソータ、シアトルスポケーンセントルイスタンパスーフォールズワシントン/ダレスワシントン/ナショナルサンファン(PR)
  • 国際線

アムステルダムカルガリーカンクンメキシコシティロンドン/LHRパリ/CDGソウル/仁川東京/羽田レイキャビク(季節運航)

デルタ・コネクション アバディーンオルバニー、アップルトン、ボチモアビリングス、ビスマーク、ボーズマン、ブレイナード、バッファローシーダー・ラピッズシャーロットシカゴ/MDWシンシナティクリーブランドコロンバス(OH)、デイトンデモインダルースファーゴ、フォートウェイン、グレイシャー・パーク、グランド・フォークス、グランドラピッズ、グリーン・ベイハートフォード、ヘレナ、ヒビング、ヒューストン/IAH、インターナショナル・フォールズ、アイロン・マウンテン、カラマズー、カンザスシティ、ソックスビル、ランシングレキシントンルイビル、マディソン、メンフィスミルウォーキー、ミノウ、ミズーラ、モリン、ニューアークオクラホマシティオマハフィラデルフィアピッツバーグローリー/ダーラム、ラピッド・シティ、ラインランダー、リッチモンドロチェスターサンアントニオ、マリー、スーフォールズ、サウスベンド、セントルイスシラキュース、トライシティズ、タルサワシントン/ダレスウィチタウィリストン
サンカントリー航空 アッシュビル、ダラス/フォートワースデンバーフォートマイヤーズラスベガスロサンゼルス/LAXロサンゼルス/サンタアナナッシュビルニューアークオーランドフェニックスポートランド(OR)、サンディエゴサンフランシスコシアトルタンパカンクンサンファン(PR)
アメリカン航空 ダラス/フォートワースシャーロットフィラデルフィアマイアミフェニックスシカゴ/ORDニューヨーク/LGAワシントン/ナショナル
ユナイテッド航空 シカゴ/ORDデンバーヒューストン/IAHニューアークワシントン/ダレス  
サウスウエスト航空            オースティンボチモアシカゴ/MDWデンバーヒューストン/ホビーナッシュビルフェニックスセントルイス
スピリット航空 マイアミオーランドアトランタボチモアデトロイトラスベガスロサンゼルス/LAXニューオーリンズ
フロンティア航空 デンバーラスベガスカンクン
アレジアント航空 ノックスビル、デスティン、メサ、アッシュビル
ジェットブルー航空 ニューヨーク/JFKボストン
アラスカ航空 シアトルポートランド(OR)
エア・カナダ トロント
KLMオランダ航空 アムステルダム
アイスランド航空 レイキャビク

新交通システム

当空港では、ターミナル1(旧・リンドバーグ・ターミナル)とハブ・ビルを結ぶ新交通システム「ハブ・トラム」、およびコンコースC間を結ぶ新交通システム「Cコンコース・ピープル・ムーバー」が運行されている。

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b アスファルトとの混在舗装(KMSPの空港情報 - World Aero Data (2006年10月時点のデータ) より)
  2. ^ Operations Reports”. Metropolitan Airports Commission. December 19 2021閲覧。

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