マークVII M
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/30 14:08 UTC 版)
「ジャガー・マークVII/VIII/IX」の記事における「マークVII M」の解説
1954年のロンドン自動車ショーでXK140と同時発表された改良型。Mはモディファイの意。圧縮比を9.0に向上した「XK120 SE」エンジンの搭載で190hp/5,500rpm、28.1kgm/3,000rpmに高められ、最高速度は104mph(167km/h)となった。また、輸出向けには前年からオプションとなっていたボルグワーナー製3速オートマチックが英国内でも注文可能となった。外観上の識別点はヘッドライト下の補助ランプがホーングリルとなり、バンパーのボディサイドへの回り込みが大きくなったことである。 トランスミッションはクロスレシオ化された。 このモデルは1956年のモンテカルロラリーに優勝するなど、より小型軽量なMk1 3.4が1957年に登場するまでモータースポーツでも活躍した。1956年から始まった第二次中東戦争によるガソリン危機で売り上げは鈍化したが、それでも2年間に10,061台が生産された。
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