マレーシアからの支援
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/28 15:10 UTC 版)
「マレーシアとフィリピンの関係」の記事における「マレーシアからの支援」の解説
2013年ボホール島地震(英語版)においては、マレーシア政府は被災した子供たちの支援のため10万リンギットを寄付した。2013年11月に台風ヨランダがフィリピンを襲った際は、マレーシアのヒシャムッディン・フセイン(英語版)国防相はフィリピン国防相のヴォルテル・ガズミンに対してすぐに連絡を取り、支援実施を伝えた。在マレーシア・フィリピン人(英語版)コミュニティーもまた、本国へ送るための支援物資の調達に協力した。マレーシア政府は、11月13日までに100万米ドルと食料品、医薬品などの必需品31万米ドルを寄付、マレーシア空軍のC-130で空輸した。マレーシアの主力商業銀行の一つであるメイバンクは、33万米ドルをフィリピン赤十字社に寄付、また福祉団体であるメルシー・マレーシア(英語版)は現地支援を行った。他方、11月22日には、マレーシア赤新月社は、マレーシア市民からの義捐金5万5000米ドルを寄付するとともに、緊急支援チームをフィリピンに派遣した。2014年、マレーシアのサラワク州は、ヨランダ台風の被災者の生活支援のため132万ペソを届けた。 マレーシアは、フィリピンでのバンサモロの和平プロセスの構築とフィリピン南部地域のバンサモロ自治政府の確立に向けたバンサモロ枠組み合意 (英語版)における、主要な調整役である。
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