マレーシアとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 15:52 UTC 版)
「リー・クアンユー」の記事における「マレーシアとの関係」の解説
マハティール・ビン・モハマドが次期マレーシア首相に就任することが確実となった1978年に、リーはデヴァン・ナイル大統領(当時)を通じて、マハティールにシンガポールを訪問するよう促した。以降も両者は親密な関係を築くようになり、ともに西洋の価値観と対決するアジア的価値観(英語版)を唱えたことでもこの仲は注目された。マハティールは民主行動党の華人のリーダーとのつながりを絶つようリーに要求し、引き換えにマハティールはマレーシアにおけるシンガポール人の情勢に干渉しないと約束した。 1981年12月に、マハティールは国内を一つの時間帯に統一するため、マレー半島の標準時を変更し(マレーシア標準時)、リーもこれに同調した。マハティールとの関係は1982年以降非常に良いものとなった。
※この「マレーシアとの関係」の解説は、「リー・クアンユー」の解説の一部です。
「マレーシアとの関係」を含む「リー・クアンユー」の記事については、「リー・クアンユー」の概要を参照ください。
- マレーシアとの関係のページへのリンク