マヤ暦の終わり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/12 06:43 UTC 版)
詳細は「2012年人類滅亡説」を参照 ニューエイジ関連の書物ではマヤの長期暦は2012年の冬至付近(12月21日から23日まで)で終わるとされ、その日を終末論と絡めた形でホピ族の預言も成就する(2012年人類滅亡説)とする。しかし、フォトンベルトの存在は皆無に等しく、フォトンベルト関係の予言は非常に信憑性に欠けた予言であり、さらにマヤの暦は現サイクルが終了しても新しいサイクルに入るだけで永遠に終わらないという見方もあり、多くのマヤ文明の研究家たちも終末説を否定している。 また、2010年から2011年にかけてグアテマラ北部の9世紀頃の遺跡を調査したアメリカの発掘チームは、月や惑星の周期を計算したマヤ最古のカレンダーを発見し、その結果、2012年の終末を窺うものは見つからなかったと2012年5月11日付の米科学誌サイエンスに発表した。 この他、カール・コールマンの計算によると「マヤ暦の最終日は2011年10月28日」との説もあった。
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