マップインデックス・システムとは? わかりやすく解説

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マップインデックス・システム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/26 06:27 UTC 版)

100万分の1国際図」の記事における「マップインデックス・システム」の解説

IMWでは、個々地図指し示すための方式として、全世界経度6度緯度4度ごとに分割する「マップインデックス・システム」(map indexing system)が開発された。経度方向東西方向)の各分割には1 (西経180-174度) から 60 (東経174-180度) までの番号振られている。緯度方向南北方向)の各分割にはA(緯度0-4度)からNV緯度84-88度)までの記号割り振られ、その前に北半球北緯)の場合はには"N"、南半球南緯)の場合には"S"をつける。地球上任意の地点極点を除く)は、経度方向緯度方向割り当てられ数字と記号によって識別される。以下に例を挙げる。 NJ-10は北緯3640度、西経120126度の範囲であり、北緯3747西経12225分 / 北緯37.783度 西経122.417度 / 37.783; -122.417のサンフランシスコ含まれる。 SG-35は南緯2428度、東経2430度の範囲であり、南緯2612東経2803分 / 南緯26.200度 東経28.050度 / -26.200; 28.050のヨハネスブルグ含まれる。 NL-38(右に示す地図)は北緯4448度、東経4854度の範囲であり、北緯4619東経48度2分 / 北緯46.317度 東経48.033度 / 46.317; 48.033のアストラハン含まれる。 NI-54は北緯3236度、東経138144度の範囲であり、北緯3542東経13943分 / 北緯35.700度 東経139.717度 / 35.700; 139.717の東京都含まれる緯度高くなる経度方向東西方向)の長さ短くなるため、緯度60度を超える経度方向分割は2倍の12度ごとになる。緯度76度を超えると再び2倍の24度ごとになる。よって、IMWでは世界が2,160の図幅に分割されることになる。それぞれの図幅は、約236千平キロメートルカバーする。 このマップインデックス・システムは、現在でもオーストラリアロシアアメリカ合衆国日本など国内地図索引システムとして使用されている。

※この「マップインデックス・システム」の解説は、「100万分の1国際図」の解説の一部です。
「マップインデックス・システム」を含む「100万分の1国際図」の記事については、「100万分の1国際図」の概要を参照ください。

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