マイダス・マリガン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/07 05:56 UTC 版)
「肩をすくめるアトラスの登場人物一覧」の記事における「マイダス・マリガン」の解説
Midas Mulligan かつてイリノイ州シカゴでマリガン銀行を経営し、全米一裕福だった銀行家。 他の銀行家が顧みないベンチャー事業への巨額投資を、次々に成功させた。リアーデン・スチールの立ち上げにも出資した。同情や憐憫に訴える融資依頼者には融資しなかった。 世間から目の敵にされていた。もともとはマイケル・マリガンという名前だったが、ある人道主義系の新聞コラムニストが、巨万の富を望み触れるものすべてが黄金に変わるよう神に願った伝説の王マイダスにちなみ、侮辱を込めて彼を「マイダス・マリガン」と呼んだとき、法的な手続きを取りこれを自分の本名にした。 リー・ハンサッカーから融資を求める訴訟を起こされ、第一審で勝訴するも控訴審で逆転敗訴する。その直後、預金の全額を利息の端数まで返済した上で銀行を閉鎖し、行方をくらませた。 ダグニーがゴールト峡谷に着いたとき、ゴールト峡谷で造幣局、銀行、雑貨店、煙草工場、煙草畑、麦畑、発電所などを営んでいた。 ゴールト峡谷は、もともとマリガンが自分の引退後の生活のために購入してあった土地だった。
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