マイクロソフト製ソフトウェアでのDPAPI使用例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/26 00:46 UTC 版)
「DPAPI」の記事における「マイクロソフト製ソフトウェアでのDPAPI使用例」の解説
全てのマイクロソフト製品に共通して実装されているわけではないものの、マイクロソフト製品でのDPAPIの利用はWindowsのバージョンを経る毎に増えている。しかし、旧来のマイクロソフトやサードパーティー製メーカーの多くのアプリケーションは独自の保護機構を使うものが多かった。例えば、Internet Explorer 4.0-6.0、Outlook Express、MSN Explorerは旧来の保護ストレージ(Protected Storage ; PStore)APIでパスワードなどの認証情報を格納している。Internet Explorer 7になってDPAPIを使ってユーザー認証情報を格納するようになった。 Windows 8の画像パスワード、PIN、指紋情報 Windows 2000以降の暗号化ファイルシステム (Encrypting File System ; EFS) SQL Server 透過データ暗号化 (Transparent Data Encryption : TDE) サービスマスター鍵暗号化 Internet Explorer 7 WindowsメールおよびWindows Live メール IIS for SSL/TLS Windows 2000およびそれ以降のEAP/TLS(VPN認証)と802.1x(Wi-Fi認証) Windows XP以降のユーザー名とパスワードの保管(資格管理マネージャー) .NET Framework 2.0以降のSystem.Security.Cryptography.ProtectedDataクラス Microsoft.Owin (Katana) Cookie認証(自己ホスト時)
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