マイクロソフト自社ブランドでの発売(PC/AT互換機・PC-9800シリーズ用日本語版)
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「Microsoft Windows 3.x」の記事における「マイクロソフト自社ブランドでの発売(PC/AT互換機・PC-9800シリーズ用日本語版)」の解説
日本においてはWindows 3.0以前は各パソコンメーカー毎にそれぞれのパソコン向けにOEM供給されていた。その結果、ソフトウェアメーカーはいずれかのパソコンメーカーのWindowsに合わせてWindowsソフトを開発することになり、機種に依存しないはずのWindowsソフトが動作機種を限定して発売される場合が出てきた。そのため、マイクロソフトがリファレンスとして自社ブランドのWindowsを販売することで、機種を限定しないWindowsソフトの開発を促した。その一方で前バージョンに引き続きOEM供給によるパソコンメーカー(日本IBM・NEC・セイコーエプソン)からの販売も行われ、これらは付属するアプリケーションや日本語入力システムなどに一部独自要素があった。一方、シェアの少ないPC-9800シリーズ用英語版、富士通FMRシリーズ・FM TOWNS版・東芝J-3100シリーズ版は各メーカーによるOEM版のみの発売となった。
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