マイクロSIM
別名:マイクロSIMカード,MicroSIMカード
【英】MicroSIM
マイクロSIMとは、携帯電話などにおいて契約者情報の管理などに使用されている「SIMカード」をより小型化した規格である。
標準的なSIMカード(ミニSIM)のサイズは、25mm×15mmであるが、マイクロSIMは15mm×12mmに小型化されている。厚みは0.76mmで同じ。機能上はSIMカードと互換性があり、アダプタを装着すればSIMカード用のスロットに挿して用いることができる。
マイクロSIMは2010年に標準規格となり、AppleのiPhone 4S、iPadなどに採用された。なお、NTTドコモはマイクロSIMを「ドコモminiUIMカード」の名称で取り扱っており、フィーチャーフォンなどへ搭載している。
2013年6月にはSIMカードの標準化を行っているETSIから、マイクロSIMを一層小型化した「ナノSIM」の規格が発表された。ナノSIMのサイズは12.30mm×8.80mm×0.67となっており、薄型化も実現されている。2013年9月に発表された「iPhone 5s」は、ナノSIMを搭載する。
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