ポップ・レーベルとして
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 17:57 UTC 版)
「MGMレコード」の記事における「ポップ・レーベルとして」の解説
1950年代はじめ、MGMレコードは、コロムビア、RCA、デッカ/コーラル、キャピトル、マーキュリーと並んで、「大手」レコード会社のひとつと見なされていた。傘下のレーベルとしてカブ・レコード(Cub Records)が1950年代末に立ち上がり、1960年12月にはヴァーヴ・レコードをノーマン・グランツから買収した。この他、傘下のレーベルには、カーマ・スートラ・レコード(Kama Sutra Records:1965年から、カーマ・スートラの姉妹レーベルであるブッダ・レコード(Buddah Records)による配給に移行する1969年まで)、アヴァ(Ava)、ヘリテージ(Heritage)、廉価盤レーベルのメトロ(Metro)、ヒッコリー(Hickory)、MGMサウス(MGM South)、L&R、ライオネル(Lionel)などがあった。MGMレコードは、1967年の短期間、カメオ-パークウェイ・レコード(Cameo-Parkway Records)も配給した。この体制で4枚のアルバムと2枚のシングルがリリースされたが、その後、アラン・クレインが同社を買収し、レーベル名はアブコ・レコード(ABKCO)に変更された。 MGMレコードが配給したレーベルのひとつはアメリカン・インターナショナル・ピクチャーズのレコード部門であったアメリカン・インターナショナル・レコード(American International Records)であったが。この映画会社の作品に関する諸権利は、現在MGMが保有している。1964年ビートルズのアメリカでの爆発的なヒットと人気にに目を付けリンゴの前任者のピート・ベスト時代のトニー・シェルダンとのドイツのポリドールでのセッションの版権を購入し「いい娘じゃないか」などをカップリングしたシングルを乱発しビートルズの上位チャート独占を裏で支えた。
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