ポエティカ(Poetica)
ヘリックス種(Helix) 花を咲かせ実をつけるアイビーがある。 ブドウのようにたくさんの小さな実をつけその色は黒が多い。 アメリカではグリーンや水色の実がなる品種に人気があり数多く流通している。その傾向が日本にも最近伝わり始めている。 ポエテイカはオレンジ色の実をつける。 しかし地植えで5~7年経ってからやっと花が咲き実がなる。鉢植えでは花を咲かせない。庭に植えて灌木状に育て上げなければならない。 花が咲く段階になると葉のかたちが楕円形に変わる。これをアダルト・ステージ(adult stage)と呼ぶ。アメリカの雑誌には、たわわに実のついたアイビーが紹介されている。 大阪の知人から貰った野生種に紫色の実がついて「パープル・ベリー」と名付け珍重している。 これの実が色づくと小鳥が来て食べられてしまう。アイビーの実には毒性があるとイギリスの人が書いている。小鳥にはその毒が作用しないらしい。 このアイビーは非常に古いもので起源はわからないがクレオパトラの頃からあったのかもしれない。地中海沿岸が原産地となにかで読んだことがある。 このアイビーを指しているかどうか不明だが紀元前にサフラン色の実のついたアイビーの枝で作ったリースを詠んだ詩があるそうだ。 |
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