ボートテール時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/05 10:44 UTC 版)
「アルファロメオ・スパイダー」の記事における「ボートテール時代」の解説
アルファロメオ・ジュリア(105系)のオープンモデルとして、ジュリア・スプリントGTVの1,570cc109馬力エンジンを与えられて1966年のジュネーブ自動車ショーでデビュー、ジュリアの名は与えられず、「アルファロメオ1600スパイダー・デュエット」と命名された。デザインは先代のアルファロメオ・ジュリエッタ・スパイダー同様、カロッツェリア・ピニンファリーナであったが、息子のセルジオに後を譲る直前のバッティスタ・ファリーナが手がけた最後のプロジェクトであった。実際、デュエットのデザインの源流は1959年のプロトタイプ「3500スパイダー・スーペルスポルト」、1961年の「ジュリエッタSSスパイダー・スペチアーレ・アエロディナミーコ」まで遡ることが出来る。 1967年にはベースが1750に変わり、1,779cc118馬力エンジンとなって「1750スパイダー・ヴェローチェ」に改称された。1968年にはGT1300ジュニアと同じ1,290cc89馬力の「スパイダー1300ジュニア」が追加された。1750とはヘッドライトのアクリル製カバーやホイールキャップがないことで識別される。このモデルは1967年の映画「 卒業」(ダスティン・ホフマン主演)の主人公の愛車として使われ、映画のヒットとともに広く知られることとなった。
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