ボンクラーズとの対局
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 00:38 UTC 版)
「米長邦雄永世棋聖vsボンクラーズ プロ棋士対コンピュータ将棋電王戦」と称してコンピュータ将棋ソフトと2012年(平成24年)1月14日に対戦することが、2011年(平成23年)10月6日に発表された。 詳細は「Puella α#米長との対局」および「将棋電王戦#第1回将棋電王戦」を参照 2012年(平成24年)1月14日のボンクラーズとの対局で、プレマッチに引き続き奇策、先手7六歩に対し後手6二玉を採用したものの、後手の米長が113手で敗れた。 米長自身は電王戦敗戦後に書かれた自著『われ敗れたり』で、コンピューターに読ませない将棋にするのが狙いの練りに練った手で、これが成功し途中までは大優勢だったと述べている。 なお『われ敗れたり』には、タイトルホルダーを含めた複数人のプロがボンクラーズに大きく負け越したと書かれており、今後展開されるであろうソフトがいつプロを追い抜いたかという議題においては重要な起点となることが予想されている。 詳細は「将棋棋士とコンピュータの対局一覧」および「コンピュータ将棋#人間との対局の歴史」を参照 また、『われ敗れたり』は、第24回将棋ペンクラブ大賞(文芸部門)を受賞。
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