ボナパルトカモメとは? わかりやすく解説

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ボナパルトカモメ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 04:07 UTC 版)

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ボナパルトカモメ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: チドリ目 Charadriiformes
: カモメ科 Laridae
: Chroicocephalus
: ボナパルトカモメ
C. philadelphia
学名
Chroicocephalus philadelphia
(Ord, 1815)
シノニム

Chroicocephalus philadelphia

和名
ボナパルトカモメ
英名
Bonaparte's Gull

ボナパルトカモメ(ボナパルト鴎、学名:Chroicocephalus philadelphia)は、チドリ目カモメ科に分類される鳥類の一種である。

分布

アラスカからカナダにかけての地域で繁殖し、冬季はアメリカ合衆国メキシコ中央アメリカ南アメリカ北部、西インド諸島に渡り越冬する。

日本では迷鳥として、北海道茨城県東京都神奈川県で記録がある。 茨城県で日本最初に確認された。

形態

体長約34cm、翼開長約83cm。ユリカモメと外見は似ているが一回り小さい。成鳥夏羽は、頭部が黒く眼の上下に白い縁取りがある。頸から下面は白く、背中や翼上面は淡い青灰色で、尾は白い。翼の下面は、初列風切先端部に線状の黒色部があるほかは、全面灰白色である。成鳥冬羽は、頭部が白く眼の上と耳羽の後方に黒褐色の斑がある。雌雄同色である。

嘴は黒色で、足は赤い。

生態

越冬地では、干潟や海岸近くの湖沼に生息する。

食性は動物食。水面上を飛び回りながら、魚類などを嘴でつまみあげて捕食する。

他のカモメ類と異なり、樹上に枯れ枝などを利用して営巣する。

鳴き声は「キャッ キャッ」など。

画像

上からヒメカモメユリカモメニシズグロカモメ、ボナパルトカモメ(冬羽)

参考文献

関連項目






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