ホンケワタガモとは? わかりやすく解説

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ホンケワタガモ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/05 00:56 UTC 版)

ホンケワタガモ

オス

メス
保全状況評価[1]
NEAR THREATENED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: カモ目 Anseriformes
: カモ科 Anatidae
: ケワタガモ属 Somateria
: ホンケワタガモ
S. mollissima
学名
Somateria mollissima
(Linnaeus, 1758)
和名
ホンケワタガモ
英名
Common Eider

ホンケワタガモ(本毛綿鴨、学名:Somateria mollissima)は、カモ目カモ科に分類される鳥類の一種である。別名オオケワタガモ

「ケワタガモ」の名前の由来は、毛綿鴨の通り、良質の羽毛の採取対象とされてきたことによる。

分布

旧北区新北区の周北極地帯。

北シベリア沿岸(カムチャツカ半島を除く)、アリューシャン列島、アラスカ沿岸、カナダ沿岸、グリーンランド沿岸、ラップランドで繁殖する。冬期は、アラスカ湾、北海沿岸、カムチャツカ半島南西部などに渡り越冬する。

日本では迷鳥として、北海道で1971年に観察例があるのみ。

形態

体長約62cm。雄の方が雌よりもやや大型である。

生態

ツンドラ地帯で繁殖する。非繁殖期は海上で過ごすが、よく海岸の岩場で休息をとる。

食性は雑食性が強く、小さな魚類、甲殻類などの他、海藻などの植物質の餌もかなり食べる。

亜種

6亜種に分類される。

画像

Somateria mollissima

注釈

  1. ^ BirdLife International. 2018. Somateria mollissima. The IUCN Red List of Threatened Species 2018: e.T22680405A132525971. doi:10.2305/IUCN.UK.2018-2.RLTS.T22680405A132525971.en. Accessed on 05 May 2025.

参考文献

  • 真木広造、大西敏一 『日本の野鳥590』、平凡社、2000年
  • 『世界の動物|分類と飼育 ガンカモ目』、財団法人東京動物園協会、1980年、75頁




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