ホグワーツの元校長
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「ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧」の記事における「ホグワーツの元校長」の解説
アーマンド・ディペット 演 - アルフレッド・バーク ダンブルドアの前任の校長であり、1940年代から1960年代にかけて校長を務めた。在職中の1942年から1943年にかけて「秘密の部屋」が開かれる事件が発生したが、この事件の黒幕であり、自身が一番気に入っていた生徒でもあったトム・リドルに対し「もしこのまま攻撃が続くようであれば、ホグワーツを閉校にせざるを得ないだろう」と語り、この発言を受けたリドルは同級生であったルビウス・ハグリッドに自身の罪を着せ、みずからもホグワーツへの攻撃を終結させた。リドルの発言を疑わなかったディペットは、ハグリッドに退学処分を言い渡した。リドルの卒業後、闇の魔術に対する防衛術の教授職への就任を打診してきた際は、ダンブルドアの助言によって彼を採用しなかった。その後はダンブルドアに校長職を譲り、1992年に死去した。 映画版では第2作『秘密の部屋』に登場。 フィニアス・ナイジェラス・ブラック 歴代校長のひとり。ブラック家の一員で、シリウス・ブラックの高祖父。尖った山羊ひげが特徴。甲高く不快な声で喋る。ホグワーツ在学中の出身寮であるスリザリンを特別視し、「穢れた血」といったマグル生まれを蔑視する言葉を平然と使うといった、行き過ぎた純血主義の傾向はあるが、グリフィンドール寮出身のダンブルドアを「彼は粋だ」と擁護したこともある。のちに母校の校長に就任したが、子供を「真理を理解しようとしない未熟な存在」として嫌っていたため、ホグワーツ歴代校長の中でもとくに人望がなかった。 ホグワーツ城の校長室とブラック邸に肖像画がある。ホグワーツの肖像画はどこかほかに掛かっている自分の肖像画とを自由に移動できることから、ダンブルドアはブラック邸に伝達をするためにたびたびフィニアスを利用する。また第7巻ではスネイプの校長就任を受け、ハーマイオニーがブラック邸にいる自分たちの動向を探られないように、肖像画を外して自身のビーズバッグに入れて持ち歩く。 玄孫のシリウスには嫌われており、フィニアスも純血主義の家風に反してウィーズリー家やハーマイオニーをブラック邸に招き入れたシリウスを「ろくでもない曾々孫」と呼ぶ。しかし、第5巻終盤では校長室でシリウスが死んだと聞かされたときは衝撃を受け、即座にブラック邸に移動してシリウスを探す。
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