ベビーシッターの資格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/09 04:13 UTC 版)
「ベビーシッター」の記事における「ベビーシッターの資格」の解説
2020年現在、日本にはベビーシッターの国家資格はなく、民間資格のみが存在する。 2000年(平成12年)から、公益社団法人全国保育サービス協会が在宅保育(個別保育)のプロとして、ベビーシッターの専門性を高めるために「認定ベビーシッター」資格を付与する資格認定制度を行っている。取得方法は2つあり、ひとつは協会主催の研修会を受講し、認定試験を受ける方法。もう一つは「認定ベビーシッター資格取得指定校」として協会が指定した保育士を養成する学校において、保育士資格取得のための指定科目のほかに「在宅保育」に関する科目を履修し単位を取得し、卒業(卒業見込みを含む)すると「認定ベビーシッター」資格が付与される。 株式会社ポピンズが、社内向けの事業としてやっているポピンズナニースクール(教育ベビーシッター養成講座)」と、その修了者を認定する、「ポピンズナニー検定」がある。これはイギリスのナニー養成校として知られたノーランド・カレッジの養成プログラムを基礎にしたものである。「ナニー」という呼び名は、ノーランド・カレッジを卒業したベビーシッターの呼び名である。 一般財団法人日本医療教育財団が行う「ベビーシッター技能認定」、日本チャイルドマインディング&エデュケア協会(ACE)認定「ベビーシッター」など、通学・通信講座を受講することで認定を受けることができる。 NPO法人日本チャイルドマインダー協会は、子育て支援員の養成を行っている。
※この「ベビーシッターの資格」の解説は、「ベビーシッター」の解説の一部です。
「ベビーシッターの資格」を含む「ベビーシッター」の記事については、「ベビーシッター」の概要を参照ください。
- ベビーシッターの資格のページへのリンク