プログラミング言語の場合とは? わかりやすく解説

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プログラミング言語の場合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/11/30 09:29 UTC 版)

ボトムアップ構文解析」の記事における「プログラミング言語の場合」の解説

プログラミング言語コンパイラにおけるボトムアップ構文解析は、最初に終端記号識別し、それらを徐々に組み合わせていって非終端記号生成する。この過程人間読めるソースコード書かれプログラム構文木構築され、そこからアセンブリ言語擬似コードコンパイルされる。 言語異なれば構文解析技法異なるが、実際に必要とされるより強力な構文解析技法適用することも珍しくないボトムアップ構文解析器による汎用構文解析器もあり、特定のプログラミング言語向けの構文解析器生成するのに使われるパーサジェネレータ)。例えば、yaccなどがある。

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プログラミング言語の場合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/05 02:09 UTC 版)

トップダウン構文解析」の記事における「プログラミング言語の場合」の解説

一般にコンパイラインタプリタは、入力である、あるプログラミング言語書かれソースコード文字列を、構文解析器通して内部的表現変換する。以上はその文法問わず、またトップダウン構文解析限らない話である。 以下では対象ソース言語文法文脈自由文法であるとする。 トップダウン構文解析では、入力全体が、文脈自由文法最上位生成規則左辺非終端記号マッチするはず、とまず仮定して構文解析始める。そして、入力文字列生成規則適用していく際に、左端記号からマッチングさせていき、非終端記号出てくるたびにさらに生成規則適用していく。このようにすると構文解析生成規則右辺左端から開始され左端から非終端記号評価していくことになる。つまり、ある生成規則適用してもその右辺左端から順に評価していくため途中で非終端記号出てくるとさらに別の生成規則適用する、という入れ子動作をする。 例えば、次のような生成規則があるとする。 A → a B C {\displaystyle A\rightarrow aBC} B → c | c d {\displaystyle B\rightarrow c|cd} C → d f | e g {\displaystyle C\rightarrow df|eg} A から開始するとした場合最初に A → a B C {\displaystyle A\rightarrow aBC} にマッチし次に(その右辺を左から評価していく過程で) B → c | c d {\displaystyle B\rightarrow c|cd} にマッチする。その後、 C → d f | e g {\displaystyle C\rightarrow df|eg} が適用される。ある非終端記号に関する生成規則右辺記号列群において、記号列の先頭現れる終端記号により、唯一の記号列が決定可能であればLL(1) 文法構文解析できる。ここで、(1) とは構文解析器先読みする必要があるトークンの数を表している。終端記号ひとつで決定できない言語では、LL法使って構文解析するには、1つ上の先読みが必要となる。

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