ブルーフィン三重
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/29 11:05 UTC 版)
株式会社ブルーフィン三重(ブルーフィンみえ、BLUE FIN MIE)は、三重県度会郡南伊勢町河内に本社を置く企業。地元漁協と三重県漁業協同組合連合会(みえぎょれん)の共同出資によって設立し、熊野灘で漁獲したヨコワを2年間養殖し、「伊勢まぐろ」のブランド名でクロマグロを出荷している。本社所在地は河内で、養殖場は神前浦にある。河内(吉津港北岸壁)はブルーフィン三重の作業船の母港であり、本社事務所、資材倉庫、出荷場がある。 2014年(平成26年)10月現在、従業員は14人でうち4人がみえぎょれん、1人が三重県信用漁業協同組合連合会(マリンバンクみえ)からの出向者である。出身地別では4人が本社所在地の南伊勢町出身者である。社員は通常期は生産管理、施設管理、経営管理の3部門に分かれて業務に取り組んでいる。人手を必要とする作業がある場合は、日当制で地元漁業者を雇用する。 ブルーフィン三重の事業は直接・間接に地域に影響を与える存在であるが、地域の漁業者とのつながりは間接的であり、地域の漁業を支える存在とまではなっていない。一方で、南伊勢町神前浦地区振興協議会や伊勢まぐろPR会議を通して地域振興に取り組んでいる。
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