ブラック・アート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/07 14:46 UTC 版)
「イリュージョン (奇術)」の記事における「ブラック・アート」の解説
日本では黒技とも呼ばれる。舞台から客席へ強い照明を当てると、背景が黒い場合は舞台上の黒いものが見えなくなるという原理を用いた奇術のこと。 この原理を用いると骸骨にダンスをさせたり樽の中から幽霊がでてくるといった様々な現象を起こすことができる。 西洋では19世紀頃に盛んに演じられたが、日本ではそれに先駆けて元禄時代の塩谷長次郎が『呑馬術(馬呑術)』として演じていた。また江戸時代の歌舞伎でもこの原理を用いて大がまが火を噴いたり人の首がとぶといった演出が行われていた。
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