ブラジリン
分子式: | C16H14O5 |
その他の名称: | 7,11bβ-Dihydrobenz[b]indeno[1,2-d]pyran-3,6aβ,9,10(6H)-tetrol、ブラジリン、Brazilin、C.I.ナチュラルレッド24、C.I. Natural red 24、(6aS)-6,6a,7,11bβ-Tetrahydrobenzo[b]indeno[1,2-d]pyran-3,6aβ,9,10-tetraol、(+)-ブラジリン、(+)-Brazilin |
体系名: | (6aS)-7,11bβ-ジヒドロベンゾ[b]インデノ[1,2-d]ピラン-3,6aβ,9,10(6H)-テトラオール、7,11bβ-ジヒドロベンゾ[b]インデノ[1,2-d]ピラン-3,6aβ,9,10(6H)-テトラオール、(6aS)-6,6a,7,11bβ-テトラヒドロベンゾ[b]インデノ[1,2-d]ピラン-3,6aβ,9,10-テトラオール |
ブラジリン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/22 13:43 UTC 版)
ブラジリン (Brazilin) は、ブラジルボクの心材から得られる赤色色素であり、Natural Red 24としても知られる。少なくとも中世から繊維を染めるのに用いられ、また絵具やインクを作るのにも用いられている。色は製法によって変わり、酸性溶液では黄色、アルカリ性溶液では赤色になる。青黒色の前駆体でヒドロキシ基が1つ少ないヘマトキシリンと強い関連がある。ブラジレインは、ブラジリンの酸化型である[1]。
- ^ De Oliveira, Luiz F.C.; Edwards, Howell G.M.; Velozo, Eudes S.; Nesbitt, M. (2002). “Vibrational spectroscopic study of brazilin and brazilein, the main constituents of brazilwood from Brazil”. Vibrational Spectroscopy 28 (2): 243. doi:10.1016/S0924-2031(01)00138-2.
- 1 ブラジリンとは
- 2 ブラジリンの概要
- 3 参考文献
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