ブラウントラウトとは? わかりやすく解説

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ブラウン‐トラウト【brown trout】

読み方:ぶらうんとらうと

サケ科淡水魚ヨーロッパ原産

「ブラウン‐トラウト」に似た言葉

ブラウントラウト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 21:18 UTC 版)

ブラウントラウト(学名:Salmo trutta)は、サケ目サケ科に属する魚で、3つの型からなる。河川型 (fario) と 降湖型 (lacustris) はブラウントラウトと呼ばれ、降海型 (trutta) はシートラウトと呼ばれる。別名:ブラウンマス、茶マス、茶色マス等。種小名の trutta は、ラテン語マスを意味する言葉 trutta に由来する。


  1. ^ Freyhof, J. (2013). "Salmo trutta". IUCN Red List of Threatened Species. Version 2014.3. International Union for Conservation of Nature.
  2. ^ Froese, Rainer and Pauly, Daniel, eds. (2006). "Salmo trutta" in FishBase. April 2006 version.
  3. ^ a b c 宮下和士、降海型ブラウントラウトの移動生態の解明に関する研究 (PDF) 河川環境管理財団
  4. ^ a b 真山紘、千歳川にあける廿クラマス幼魚およびフラウントラウトによる浮上期ヴクラマス稚魚の捕食 (PDF) 独立行政法人水産総合研究センター さけますセンター
  5. ^ 上原武則、サケ科魚類における異属間(ブラウントラウト×カワマス)の天然交雑 長野女子短期大学研究紀要 1996(4), p8-19
  6. ^ 沢本良宏ほか、ニジマス四倍体との交雑による異質三倍体の作出 長野県水産試験場事業報告 7号, p.1-9(2005-03)
  7. ^ 石崎大介、谷口義則、淀太我、岐阜県神通川水系小鳥川におけるブラウントラウトの定着 魚類学雑誌 Vol.59 (2012) No.1 p.49-54< doi:10.11369/jji.59.49
  8. ^ 鷹見達也、吉原拓志、宮腰靖之 ほか、北海道千歳川支流におけるアメマスから移入種ブラウントラウトへの置き換わり 日本水産学会誌 Vol.68 (2002) No.1 P.24-28, doi:10.2331/suisan.68.24
  9. ^ 鷹見達也、北海道千歳川支流紋別川で起きた在来種アメマス単独生息域への外来種ブラウントラウトの侵入 日本水産学会誌 Vol.74 (2008) No.3 P432-434, doi:10.2331/suisan.74.432
  10. ^ 北海道知床半島の小河川に生息するニジマスとブラウンマス 知床博物館研究報告 2003年 24:17-26
  11. ^ 長谷川功、前川光司、北海道で確認された外来種ブラウントラウトによるヤツメウナギ類の捕食 水産増殖 Vol.55 (2007) No.4 P.651-652, doi:10.11233/aquaculturesci1953.55.651
  12. ^ 中田和義、中岡利泰、五嶋聖治、移入種ブラウントラウトが淡水産甲殻類に及ぼす影響:絶滅危惧種ニホンザリガニへの捕食 日本水産学会誌 2006年 72巻 3号 p.447-449, doi:10.2331/suisan.72.447


「ブラウントラウト」の続きの解説一覧

ブラウントラウト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/11/25 02:56 UTC 版)

モノウ川」の記事における「ブラウントラウト」の解説

かつて川のポントリラス(英語版)からスケンフリス(英語版)の間にかけてはブラウントラウトの豊かな生息数知られ記録的な漁獲高誇った漁獲量20世紀の間、特に1960年代にかなり減少したが、近年劇的に回復しモノウ川イングランドとウェールズで最も天然トラウト漁が盛んな地域に再びなっている。また現在はカワヒメマス(英語版)漁でも知られている。最近モンマス魚道開かれ以前は堰で遡上阻まれていた回遊魚行き来できるようになった。これにより、サケシートラウト集水地域大部分到達できるようになり、2008年秋にはケントチャーチの堰で、久しく無かったサケ跳躍見られた。モノウ漁業組合は、集水地域全般にわたり生息環境改善し安全に捕らえた大部分を川に戻すよう釣り人たちに促すことによって、漁獲高改善大きく貢献している。

※この「ブラウントラウト」の解説は、「モノウ川」の解説の一部です。
「ブラウントラウト」を含む「モノウ川」の記事については、「モノウ川」の概要を参照ください。

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