フェリー転覆事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 08:25 UTC 版)
1987年3月6日、乗員80名と乗客459名を乗せてベルギーのゼーブルッヘからイギリスのドーバーへ向かっていたRORO船形式の貨客フェリー「ヘラルド・オブ・フリー・エンタープライズ」(MS Herald of Free Enterprise)が自動車搬入用のカーゴドアを閉め忘れた事により海水が流入しゼーブルグ沖合で転覆、193名が死亡するというイギリス海運史上でも戦後最悪の事故を起こした。同船を運航していたタウンセンド・トールセンは1986年にP&Oに買収されたところだった。裁判の過程で、船長や船員のミスも問われたが、会社の組織上や経営上の問題までが指摘されている。
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