フィンスタビライザー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/16 02:27 UTC 版)
フィンスタビライザー(Fin Stabilizer)は船の航行時の揺れ(ローリング)を抑える減揺装置の一種である。
- ^ 池田宗雄著 船舶知識のABC 成山堂書店 第2版 ISBN 4-425-91040-0
- ^ a b “日本財団図書館(電子図書館) 「日本造船学会創立100周年記念講演」報告(日本造船学会誌821号記事抜粋)”. nippon.zaidan.info. 日本財団. 2020年9月16日閲覧。
- 1 フィンスタビライザーとは
- 2 フィンスタビライザーの概要
フィン・スタビライザー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 10:03 UTC 版)
多くの大型船では、同様の理由で船体の動揺を減少するように電動で動く「フィン・スタビライザー」(Fin Stabilizer)と呼ばれる小さな金属製の翼、「フィン」が船底両側面に取り付けられていて、航海中の船の揺れをセンサーが感知して、フィンの角度を自動的にコントロールすることで、フィンの揚力によって揺れを抑える。速度が高いほど効果が表れ、横揺れ(ローリング)を減少させるが、船速が遅い場合は効果が低く、停船中は機能しない。水の流れがなくてもフィンを油圧によって上下に動かすことで減揺能力を発揮する「上下振動型フィン・スタビライザー」が考案されている。
※この「フィン・スタビライザー」の解説は、「船舶工学」の解説の一部です。
「フィン・スタビライザー」を含む「船舶工学」の記事については、「船舶工学」の概要を参照ください。
フィンスタビライザー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 14:14 UTC 版)
「渡島丸 (2代)」の記事における「フィンスタビライザー」の解説
横揺れ防止のフィンスタビライザーも装備された。この前年、十和田丸(2代)に装備されたものと同型の、後方折込式格納型スペリー・3Rで、翼長3.97m翼幅1.8mと十和田丸のものより30cmほど長いフィンをCO2消火装置室両舷船底彎曲部に装備し、荒天時には威力を発揮した。なお、フィンスタビライザーは高速航行時のみの使用で、専ら出入港時に使用されるバウスラスターとはその使用時間が重なることはないため、その電源にはバウスラスターの電源でもあり非常用電源でもある主軸駆動発電機が充てられた。
※この「フィンスタビライザー」の解説は、「渡島丸 (2代)」の解説の一部です。
「フィンスタビライザー」を含む「渡島丸 (2代)」の記事については、「渡島丸 (2代)」の概要を参照ください。
- フィン・スタビライザーのページへのリンク