フィンランディア賛歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 21:00 UTC 版)
「フィンランディア」の記事における「フィンランディア賛歌」の解説
「フィンランディア賛歌」は1941年に詩人のヴェイッコ・アンテロ・コスケンニエミによって歌詞がつけられ、シベリウス本人が合唱用に編曲した。無伴奏の合唱で歌われるものは、原曲と調性が異なる。当時、ヨシフ・スターリンが支配するソビエト連邦の露骨な侵略(冬戦争・継続戦争)により、国家存続の危機にあったフィンランドの人々を奮い立たせるものであり、フィンランドでは現在も国歌(「我等の地」)に次ぐ第二の愛国歌として広く歌われている。ヘルシンキ放送交響楽団の演奏ではヘルシンキ放送合唱団による歌声を聞くことができる。また、讃美歌としてもこの旋律に詞をつけて歌われている(「やすかれわがこころよ」)。 この曲は、フィンランド出身のレニー・ハーリン監督による映画『ダイ・ハード2』のラスト(ノースイースト機が緊急着陸を試みるシーンや、エンディング)にも使われている。
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