フィンボスの植生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/01 10:06 UTC 版)
「フィンボス」という名はアフリカーンス語で「細い灌木」(fine bush)を意味する。これはフィンボスの植生の多くが、細い針状の葉を持っていることに由来する。植物の大半は硬い葉の常緑樹である。 フィンボスに特徴的な三つの植物グループは、ヤマモガシ科、ツツジ科、サンアソウ科である。ヤマモガシ科は多くの種類が生えており、幾分大きな葉のタイプの植物の一種として、景観の中でも目を惹く。一般的に、それらには鳥が受粉を媒介することがある大きな鮮やかな花が咲いている。ツツジ科の植物は、それに比べれば一般的に小さく、多くの筒状花と針葉とを具えている。また、フィンボス以外ではごくわずかにしか見られないThe grass-like restios は、より湿潤な地域に生えている。 フィンボスには、球根を持つ種が1400種以上生えているが、そのうち96種がグラジオラスで、54種がラケナリアである。
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