ビレッジセンター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/06 17:11 UTC 版)
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2018年2月)
|
株式会社ビレッジセンター(Village Center, Inc.)は、かつて存在していた日本のソフトウェア開発会社、出版社、広告代理店。
技術評論社の広告部門が独立する形で創業。以後、出版やソフトウェアの開発・販売を手がけた。特にソフトウェア部門ではMS-DOS用テキストエディタ「VZ Editor」で一躍名を馳せる事となった。
フジテレビのテレビ番組「ウゴウゴルーガ」「ガチャガチャポン!」に登場する「ミカンせいじん」をマスコットキャラクターにしていた。
沿革
- 1986年2月:技術評論社の広告部門が株式会社技術評論広告社として独立、業務開始
- 1987年12月:直営店「VillageCenter」開店
- 1988年5月:ソフトウェア出版部門、「VillageCenter」、書籍出版部門を株式会社ビレッジセンターとして法人化
- 1992年8月:技術評論広告社をビレッジセンターアドバータイズメントと社名変更
- 1992年10月:「VillageCenter」閉店
- 2001年4月:e-PRINTサービス開始、運営会社として株式会社プリントイットを設立
- 2003年:ビレッジセンターアドバータイズメントの業務をビレッジセンターに移譲、組織を一本化
- 2004年11月:株式会社プリントイットを吸収合併
- 2006年3月:創業者の中村満が退任
- 2007年11月:出版部門を休眠宣言
- 2007年12月:広告代理店業務を株式会社アドフィクスに営業譲渡
- 2008年3月:一度退任した創業者の中村満が本社移転とともに復帰
- 2008年4月:WZ Editor関連事業を株式会社WZソフトウェアに委譲
- 2008年11月17日:11月末で会社解散することを発表
- 2008年11月30日:会社解散
主な商品
ソフトウェア
出版物
主にコンピュータ関連書籍を発行したほか、一般書や漫画家・ゲーム関連の画集、小説、絵本などを発行していた。また、大槻義彦が「噂の眞相」で連載していた『大槻教授の反オカルト講座』を書籍化した。高千穂遙らが書いている幻の同人本「VZ倶楽部」を発行。
関連項目
- 噂の眞相 - 廃刊になるまで毎号裏表紙に広告を出していた。
外部リンク
ビレッジセンター(1993年~2005年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/15 18:39 UTC 版)
「ミカンせいじん」の記事における「ビレッジセンター(1993年~2005年)」の解説
ソフトウェア会社(株)ビレッジセンター(現在は会社解散)が、ミカンせいじんのスクリーンセーバーとスクリーンメイトを開発、販売していたことから、パソコンとも深い関わりがある。1993年に「ミカンせいじんスクリーンセーバー2100円」をリリースして以来数種類リリースし、新製品がリリースされるごとに徐々にミカンせいじんの生態が明らかになっていった。ビレッジセンターがリリースしたものとしては、2005年6月に「復刻版ミカンせいじんスクリーンメイト for WindowsXP」をリリースしたのが最後となった。ビレッジセンターのリリースしたソフトウェアは現在においては全て絶版品であり正規ルートでの新品の入手は不能である。なお、一部ソフトウェアを除き大半は16bitコードで開発されているため、64bitのコンピュータでは動作しないが、32bitのWindows7では、実用的なレベルでほぼ正常に動作する。地球侵略を企むミカンせいじんがついにWindowsの侵略を始めたという設定で販売された。
※この「ビレッジセンター(1993年~2005年)」の解説は、「ミカンせいじん」の解説の一部です。
「ビレッジセンター(1993年~2005年)」を含む「ミカンせいじん」の記事については、「ミカンせいじん」の概要を参照ください。
- ビレッジセンターのページへのリンク